自民選管、ちょっと顔貸せ!

皇紀2684年(令和6年)9月19日

 十二日記事の後段で批判した自民党総裁選挙管理委員会(逢沢一郎委員長、中谷元委員長代理)ですが、禁則の決定告知(九月四日)以前に党員へ単なる「国政報告」を郵送した高市早苗経済安全保障担当相を「注意」しておきながら、小泉進次郎元環境相も河野太郎デジタル相も茂木敏光幹事長も「支援のお願い」を郵送しているではありませんか。

 ■動画提言-遠藤健太郎公式チャンネル(YouTube)チャンネル登録お願いします!

 しかも、それらはつい最近の配達であり、党員の元へ続続と届いています。彼らはなぜ「注意」されないのでしょうか。

 党執行部は、高市担当相に対して「注意」以上の追加制裁を選管に求めており、いやいや、党の幹事長自らが禁則を破っているのに、一体どこまで「高市サゲ」工作に奔走する気でしょうか。どこまで「米民主党の犬」に成り下がれば気が済むのでしょう。

 自民党は、党員・党友を怒らせる気ですか? 総裁選の前に執行部と選管は、党員・党友にこの惨状をお詫びし、なぜこうなったのかを説明してください。

中国海軍の空母「遼寧」、日本の接続水域に初めて一時侵入…外交ルートで「深刻な懸念」伝える

【読売新聞】 防衛省は18日、中国海軍の空母「遼寧」が同日未明に沖縄県の与那国島と西表島の間を初めて通過し、日本の接続水域に一時的に入ったと発表した。中国の空母が接続水域を航行したのも初めて。外務省の岡野正敬・事務次官は中国の 呉江…

(讀賣新聞社)

 自民党が「寝とぼけている」間にも中共・共産党人民解放軍は、連日のわが国近海徘徊と領海侵犯、初の領空侵犯に加え、一部で「張りぼて」と呼ばれている共産党海軍空母「遼寧」をわが国の接続水域に侵入させました。

 八月十九日記事で申した「同十六日の出来事」以降、中共がわが国への暴力行為を苛烈化させています。共産党軍による挑発行為と言うより、軍事力の「見せつけ」であり、これほどまでに畳みかけてきたことから、わが国を攻撃対象にしているのは明白です。

 一方で、中共経済自体も「張りぼて」だったことがいよいよ露呈し、人民の関心を外国へ向けたいというような目論見もあるでしょうが、六月に江蘇省蘇州市内で起きた日本人親子襲撃事件に続き昨日午前、今度は広東省深圳市南山区で、またも日本人学校が狙われました。

 外務省職員の子供(十歳の男子児童)が四十四歳の男(既に逮捕)に刃物で刺され、重傷を負っています。衷心よりお見舞い申し上げると共に、一刻も早い回復を祈念しています。

 中共で私たち日本人ばかりが狙い撃ちされるのは、経済の衰退で治安が悪化し始めていることに加え、六四天安門事件で国際社会から孤立した中共を最初に助けたわが国に「恩を仇で返した(かえってチョロいと思われた)」江沢民元国家主席(既に死亡)以来の対日ヘイトスピーチ(憎悪差別扇動)指導が効いているからです。

 中共産党に騙されているとも知らず、一部の人民が本気で「日本人は悪い奴らだ」と信じてしまえば、この種のヘイトクライム(憎悪差別犯罪)を超えた殺人未遂事件を何度でも起こしてしまいます。

 これでも外務省は、中共への渡航にいわゆる「レヴェル3(渡航しないでください)」を発出しませんか? 自分たちが襲われたのですよ。

 経済産業省は、わが国企業の中共進出に重大な懸念を示しませんか? 駐在員とそのご家族の命が狙われているようなものですよ。

 自民党は、これでも中共人観光客を歓迎し、中共人をわが国で就労させ、不動産の購入も企業経営までも好き放題にさせておくのですか? 私たち国民はもはや、中共人に何をされるか分かったものではないのです。

 こうした政府・与党の無策こそが中共人に対するヘイトを生み出し、いや、在留日本人が虐殺された大正二年の南京事件や日英米の居留民が襲撃された昭和二年の南京事件などのように、これが私たち国民の対中憎悪をかき立てて挙げ句には日中開戦へと繋がりかねません。

 この現状に毅然と対処できる為政者がわが国に求められている今、自民党が高市担当相を虐めるなど決して許されないのです。

スポンサードリンク

コメントをどうぞ