金与正は何が言いたいのか
もはや「本日の共同ヘイト通信」として特設配信すべきかもしれません。連日のように人を誹謗中傷せずにはいられない通信社なのでしょう。
教育勅語と大東亜戦争の顛末を無理矢理に結びつける「平和言論」を説きながら、こうも攻撃的記事が書ける共同の記者は、やはり以前にも申したように報道権力界隈の噂通り「変人の集まり」なのかもしれません。
大東亜戦後に教育勅語を廃止してしまったのは、いわば「廃仏毀釈」と同じ原理です。明治維新によって神仏分離を言われた国民が慌てて仏像を廃棄して回ったようなもので、連合国軍による「日本の否定」に恐れおののくまま大事なものまで捨ててしまいました。
教育勅語とは、個別の徳目に加え、忠孝が優れていることによる万世一系の国柄を「国体の精華」とし、これを教育の淵源としている点が重要です。
左翼・極左の皮を被った対日ヘイトスピーチ(憎悪差別扇動)活動家たちがことほど左様に教育勅語を否定したがるのは、この大切な国家観を全否定したいからにほかなりません。よってこれを肯定する言論を徹底して攻撃します。
その共同が対日ヘイトに血道を上げる根源たる北韓(北朝鮮)ですが、金与正国務委員兼朝鮮労働党中央委員会宣伝扇動部副部長の言動がここ数日、永田町と霞が関で話題になりました(時事通信社該当記事を参照)。
報道権力各社や識者がこぞってさまざまな分析を試みていますが、彼女の発言の根底には、やはり一月十九日記事で申した「体制維持、および権力移譲の不安定」があると私は見ています。
私たち国民の多くが思っている以上に、金正恩体制が内部で不評であり、米国の次期大統領が誰になるかも含め、実は米朝対立ではなく米朝融和による体制維持を目指しているため、わが国にその足掛かりを求めたいのでしょう。
一部で言われているほど「与正氏の暴走」ではないと思います。正恩氏の代弁者として日朝交渉の可能性を探ってきたのであり、ウクライナ侵攻に忙しい露国や経済が没落を始めた中共は「当てにならない(中共のことはそもそも嫌い)」と見て、正恩氏自身が焦っているのかもしれません。
それでも日本国民拉致事件を「解決済み」と断ってくるところに、かえって交渉の本気が見られ、わが国政府が「ならば応じない」と条件を調整する必要があります。
つまり、岸田文雄首相が「条件をつけずに金正恩氏と直接向き合う」と発言したこと(令和四年九月十七日)への答えが今回の与正氏の談話であり、岸田首相が「刑事事件の解決は条件外。私の言った条件とは、核兵器や弾道弾開発などその他諸諸のことである」と言えるかどうかが鍵です。
事務交渉で「金正恩氏は(拉致事件を主導した犯人の)金正日氏ではない」と言ってみたことがないらしいので、外務省に念を押しておきました。後は北韓が考えることです。
皇紀2684年(令和6年)2月25日 1:32 AM
教育勅語は、人の道を説いていますね。日本人の背骨だと思います。
先日、京都へ行った際、御所西の護王神社へ参拝したのですが、国歌君が代の「さざれ石」がありました。そして、その後ろの建物壁面に氏子の方が奉納された、教育勅語のプレートが掛けてありました。勅語を読み終えた後、なぜか涙がこぼれ、奉納された方の思いがひしひしと伝わってきました。
あまりにも目立たない、見落としそうな場所でなので、個人的には、もう少し人目に付くところにかけて欲しいな、と思いましたが、神社の事情もあるのでしょう。
さざれ石は珍しいので、写真を撮る人はいましたが・・・。
それから、紀元節の歌詞も玉垣に。
町中のこじんまりとした神社ですが、本殿横のご神木からご神気を感じます。