在日中国人、どうする?
羽田国際空港で昨日午後十七時四十七分ごろ、一日に発生した能登半島地震の被災地支援に向かうはずだった海上保安庁羽田航空基地所属の「みずなぎ MA722」(ボンバルディアDHC8型機)が着陸してきた日本航空機516便(エアバス350ー900型機)と衝突しました。
日航機側は迅速な脱出対応が奏効し、乗客乗員三百七十九名全員が助かりましたが、海保側は機長が重傷、残る五名が亡くなられました。衷心よりお悔やみ申し上げます。
特に被災者支援に尽力する海保保安官、およびそのご家族には誠に申し訳なく、改めて感謝申し上げると共に、警察官、消防官、自衛官諸氏にも感謝申し上げます。
昨日記事に続き、わが国の問題を取り上げるなら、やはり「中共をどうするのか」は外せません。どうするも何も「笑顔で全面撤退」しなければならないのが日中関係です。
これまでの歴史を振り返って「中共と北韓(北朝鮮)に配慮してよかったことなど一つもなかった」とは、私が申し続けてきたことですが、わが国はやはり、日台国交を維持して日中国交回復(昭和四十七年)を避けるべきでした。
本年は、今月十三日に台湾総統選挙が投開票されます。中共は何が何でも、民主進歩党の頼清徳副総統を敗北させようと各種言論工作をもって介入してきました。念のためにまたも申しますが民主進歩党は、その名の通りなかなかの左翼(リベラル)政党です。なのにわが国の左翼(ただの対日ヘイト)には支持されません。
一方、鴻海精密工業の創業者である郭台銘氏より票を集めやすいと見た侯友宜前新北市長(夫人が上海人)を候補に立てた国民党は、背後から操られるがままに中共の言いなりです。
経済を中共に握られた台湾で、中共の「頼氏を勝たせたら戦争! 戦争! お前ら焼き殺すアルネ」などという脅迫に、どれほどの台湾人が屈せず「やれるものならやってみろ」と言えるのかが勝負の鍵を握ります。
わが国の左翼・極左は、反戦非核を唱えてきたでしょう。さぁ、中共を徹底して非難してください。できませんか?
実際のところ中共・共産党人民解放軍に、台湾を撃ち落とす能力などありません。あれば金門島はとっくに陥落して、今ごろ中共に盗られているでしょう。台湾海峡で共産党軍が大敗北を喫するのは、砲台から吹く火を見るより明らかです。
台湾侵攻をほのめかして台湾人を脅迫する「亜州の凶悪半グレ集団・中華人民共和国」には、台湾もわが国も決して屈してはなりません。できない戦争ではなく彼らは、この種の卑劣な工作を通してその国や地域を侵略していくのです。
わが国もこれにさんざんやられてきました。国家三権に報道権力を加えた四権がすべて、中共の工作に何らかの形でまんまと堕ちています。
私たちの暮らしを考える上でも、中共から大いに距離を取るべき時が来ました。いや初めから距離を縮めてはならない相手だったのを、気がつかなかったわが国が間違っていたのです。