左翼が放火した教科書問題

皇紀2683年(令和5年)8月29日

 昨日記事でも取り上げた「嫌がらせ電話」について、外務省の岡野正敬外務次官は同日、中共の呉江浩駐日大使を呼びつけて抗議しました。

 官公庁のみならずわが国の飲食店にまで及んでいる中共人の対日ヘイトクライム(憎悪差別犯罪)ですが、東京都新宿区内の或る飲食店には、店頭に「中国人へ 当店の食材は全て福島県産です(原文ママ)」との看板が設置されていたそうです。

 外務省の抗議がよほど悔しかったのか、呉大使はその場で、中共大使館や領事館に対する私たち国民からの抗議を「嫌がらせ」と語り、岡野次官に難癖をつけました。事実に基づいた抗議と、政治目的で自ら煽った誹謗中傷、憎悪差別の嫌がらせを同列に語る北京政府外交部自体の民度の低さは、二度と目にしたくないものです。

 私はこれからも、喜んで東北地方で水揚げされた魚介類をいただきます。福島県産の野菜や果物も、これまでずいぶんと食してきましたが、大変美味で、あれから十二年、おかげさまで元気です。

 農家の皆さん、漁師の皆さん、ありがとうございます。

「評価高くない教科書なぜ」市民が選定審議の公開要望、市は非公開に

 金沢市の小・中学校で使用される教科書の選定について、市民らから審議過程の公開を求める動きが出ている。市民らは選定の場となる市教育委員会議の公開などを求め、署名を提出。しかし、…

(毎日新聞社)

 わが国でも必死になって福島県産の危険を扇動している極左暴力活動家たちがいますが、それをわざわざ取り上げるわが国の報道権力各社は、まるで極左暴力集団広報部のようです。

 彼らの対日ヘイトスピーチ(憎悪差別扇動)活動は、多岐にわたって私たちの暮らしを脅かし、あらぬ不安を煽り立てますが、わが国の教育に於いて、本来「国史」とすべきものの方針は、いわば彼ら活動家の要求と恫喝によって形作られてきました。

 中共や北韓(北朝鮮)寄りの韓国が大声で対日ヘイトをわめき、わが国の対日ヘイト勢がこれに呼応するという仕組みは、現行憲法(占領憲法)を放置してきた年数を重ねれば重ねるほど、強固なものになっていったのです。

 育鵬社の歴史教科書の内容がすべて正しいとは思いません(まだ書き方が甘いので今後の改訂に期待する)が、少なくとも世界地図もまともに作れない東京書籍ら現行制度で採用多数の教科書こそ、全く評価に値しません。

 日本教職員組合(日教組)と文部科学省の「『Colabo』なcollaboration」がわが国の隅ずみまで極左絨毯爆撃を繰り広げた結果、教育行政に対日ヘイトがまかり通るようになりました。事実に基づかないわが国への誹謗中傷、憎悪差別扇動は、まさに中共のしていることと同じです。

 石川県金沢市の教育委員会がこうした極左暴力工作に堂堂と背を向けていられる理由は存じませんが、そもそも大日本帝國憲法に殉じ、自決した清水澄法学博士の出身地が金沢市であり、石川護國神社(兼六園の隣)には、清水澄博士顕彰碑があります。

 それこそ十二年前、この碑の前で、当時金沢大学四年生の杉田智氏が国旗を抱えて自決しました。占領憲法問題を取り上げてきた私は、彼のことを未だ忘れられません。

 こうした地の特性が金沢市を強くしているのかもしれませんが、極左暴力活動家たちは、あくまで育鵬社と市教委の関係を疑うというような、下衆の極みに徹しています。自分たちが汚いからといって、他人も全て汚いとは思わないでもらいたい。

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『左翼が放火した教科書問題』に2件のコメント

  1. 波那:

     うちの甥が、そうなのですが、高校生になると今の子供達はネットで情報を得るようになるので忽ちの内に学校で詰め込まれた自虐史観から解き放たれた国士になってしまうようです。例の安倍総理へのデジタル献花をネットで立ち上げたグループも二十歳台の若者達でした。だから日本の将来には余り心配はしていないです。
     甥は大学時代からバンドを組んでライブハウスに出るとステージで飛んだり跳ねたりのロックンローラーですが、私達のあの頃はロックをやってるのは反体制派と決まっていたので時代の変遷をしみじみと感じさせてくれます。日教組とか共産党員とか皆もう年寄りで淘汰されてしまうのが目に見えています。あの子達が社会の中心を占めるようになるまで大人は頑張らねばと思っていましたが、安倍さん亡き後、悪しき自民党へと岸田に巧妙に戻されて行くのを見ていて、もう力尽き果ててしまいました。日本は、こんな事にされてしまう国ではない筈だったのに。

  2. sana:

    愛知県岡崎市在住の愛国保守活動家・杉田謙一さんも、折りに触れ、清水博士、杉田智さんのことを書いておられます。
    日本人の記憶から失くならないように。
    彼は三ヶ根山の守護神です。