与党「ディープステート」発言
骨髄異形成症候群のため七月九日から療養していた沖縄市の桑江朝千夫市長が昨日午後、入院先の沖縄県外の病院で亡くなられました。衷心よりお悔やみ申し上げます。
保革が入り乱れる市政史にあって桑江市長は、県下保守系の市長連合「チーム沖縄」の一員でした。七月二十六日には、宜野湾市の松川正則前市長も突然亡くなられたばかりです。
慙愧に耐えない一年となりそうですが、来年二月初旬(推定)には、沖縄市長選挙が実施されると思います。桑江市政が継承されるよう願うばかりです。
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さて、台湾与党・民主進歩党の林右昌秘書長(幹事長)が実は、七日から来日しています。到着は関西国際空港(大阪府)で、日本維新の会所属の国会議員と面談し、そののち昨日には、自民党本部(東京都千代田区)で出来損ないの幹事長(森山裕氏)とも会談しました。
林秘書長は、私と年齢が一つしか違わない次世代の政治家で、日台関係の重要性を確認すべく足を運んでくれたのですが、わが国の政権が米中に屈従するしかない「岸破森進次郎政権」で、本当に申し訳ありません。
私たち国民は、この政権に対し、先の衆議院議員総選挙で絶妙な与野党の均衡を保たせつつ「とりあえず君たちは辞めたまえ」と判断したのですが、愚かな売国奴たちが居座っているのです。
そこで私たちを大変驚嘆させたのが、印国のナレンドラ・モディ首相率いる印人民党がツイッター(X)で「ディープステート(闇の政府)」などという言葉を用いて米国務省らの政治介入を非難したことです。
私は、公式チャンネルの最新動画で韓国の尹錫悦大統領が何と闘っているかを申しましたが、実はこの闘いにも、いわゆる「闇の政府との闘い」との関連を指摘する人がいます。
私の感覚では、それは少し違うように思いますが、少なくともドナルド・トランプ大統領が訴えてきた米国の不正選挙疑惑とは関連しているかもしれません。トランプ大統領の再任(就任式は一月二十日)まで尹大統領がもつか否かが勝負です。
ただ、米国が資金提供している組織犯罪と汚職報道プロジェクト(OCCRP)について、米政府が「編集過程に介入することも報道を管理することもない」というのは、全く信用なりません。
米民主党政権下の国務省が特に酷いのは、これまでの日米関係からわが国が一番よく知っているはずなのですが、平然と外国に政治介入し、当該国民の世論を扇動して騒ぎ(デモやテロ)まで起こします。
まさに目下、韓国中で北韓(北朝鮮)系、いや北韓そのものの破壊工作組織「社会主義先進」などが路上で国民を扇動し、尹大統領の弾劾を叫んで回っているのと全く同じ状況です。
北韓にやられるか、中共にやられるか、それとも米国にやられるかの違いしかありません。何となく「米国がマシ」と思っておられるかもしれませんが、国力の違いを評価するなら米国の工作が最も凶悪との指弾を禁じえません。
それをここまではっきり言い切った印与党は、よほど腹に据えかねたのでしょう。「闇の政府」と言われているのは、恐らく国際金融資本を指すのですが、これが米政府をも操っていることを考えれば、つまりは、選民意識丸出しの無国籍富裕集団が世界を操っているわけで、モディ首相を失脚させるくらい訳のないことでしょう。
一部では、安倍晋三元首相が「その意志」によって暗殺され、トランプ大統領も暗殺されかけた、という方がたがいます。真偽のほどは全く不明ですが、やはり印与党のこの非常声明に近いものを目にしますと、あながち「陰謀論」と笑って片づけることができないかもしれません。
安倍元首相の日米豪印戦略対話(クアッド)がとてつもない偉業だったと言えるのは、対中強硬に加わらないと見られていた印国を説得しきったことです。安倍・モディ合意は、大きな意味を持っていました。
印与党がこれほどはっきりと「言ってはいけないことを言った」のは、モディ首相が安倍元首相と同じ目に遭う危機感を抱いた可能性があり、韓国をはじめ今まさに各国が「闇」と闘っているのです。
先の自民党総裁選挙で「愚かな売国奴たち」が「愚かな売国奴」に着地させたのは、ともすれば消極的、或いは愚鈍な防衛策だった、と分かる日がいつか来るのかもしれません。