日韓の北朝鮮政党が連携
十八日記事で取り上げましたが、国会に三議席しかない社会民主党と、百六十七議席を有する韓国の共に民主党がここまで手を組むのは、共に北韓(北朝鮮)の指令を絶対とする破壊工作集団だからです。
彼らの目的は、日韓が友好関係にならないようにすることであり、日米韓の安全保障連携を破壊して韓半島(朝鮮半島)に於ける北韓有利の状況を作り出すことにあります。だからこそ中共も手を貸し、歴史問題を創作して相互の民族感情をいたずらに刺激してきました。
社民党が共に民主党議員を招く代わりに、共に民主党も社民党の大椿裕子副党首を韓国に招き、ソウル特別市の駐韓日本国大使館前で六日、デモを敢行しています。
しかし、このような行為が「日韓の連携」ではないのです。むしろ日韓関係を破壊するための北韓工作であることを、再度強調しておきます。私たち日韓両国民は、互いを憎悪(ヘイト)するよう煽られているのです。
国際原子力機関(IAEA)のラファエル・グロッシ事務局長は九日、共に民主党ら非科学的主張をもってわめき散らす連中に対し、件の「処理水(汚染水ではない)」について科学的証拠を突きつけて説明しましたが、ただただ「日本寄りだ」と叫び散らされ、呆れ果てたようでした。
つまり、韓国をはじめとする各国の原子力発電所から今も放出されている処理水を尻目に、東京電力福島第一原発の処理水のみを敵視する破壊工作は、IAEAが「危険だ」と言えば同意し、「安全だ」と言えば「やかましい」と反発することが初めから決められているのです。
従って、何を言っても無駄でしかありません。わが国政府が「丁寧な説明を」と言いますが、これ以上ないIAEAの丁寧な説明を「聞く力」もない、科学も自然の力も受け入れられない、自己の理性と意思と心情(ほぼ激情)が第一のように振る舞う共産主義者は、一切無視して事を進めるしかないのです。
これについては、小野寺五典元防衛相が昨日、この騒動を前にして「誠意が通じない、説明、反論しても仕方ない相手にはやはり丁寧な無視ですね」とツイートしたのが正解でしょう。
東京放送(TBS)系日曜朝の「お通夜番組」でも中央大学の目加田説子教授が非科学的主張を並べ立てたようですが、これがわが国の報道権力による不安扇動であり、大学教授の低次元だと改めて思い知らされます。
北韓が犯した拉致事件を認めず、昭和六十二年の大韓航空機爆破事件を「韓国の自作自演」などとののしった旧日本社会党左派の直系である社民党がなぜ今、議員がたった三名しかいないのか、一時は福島瑞穂党首の「一人野党」にまで転落した原因を、共に民主党は噛みしめるべきです。
あったことをなかったとし、なかったことをあったとわめく北韓政党は、没落していくしかありません。日韓関係を壊す日韓の北韓工作連携は、そのまま日韓共に沈んでいくしかないのです。