神事批判に群がる反日左翼

皇紀2683年(令和5年)5月22日

1頭が安楽死の「上げ馬神事」に集まる批判「命を使い捨てにするな」美談に仕立てる地元メディアの姿勢にも疑問が

 5月4日、5日に三重県桑名市の多度(たど)大社でおこなわれた伝統行事「上げ馬神事」に、多くの批判が寄せられている。…

(SmartFLASH|光文社)

 恐怖扇動に終始した武漢ウイルス(新型コロナウイルス)狂乱がようやく収まり、東京都内でも神田祭が四年ぶりに再開しましたが、多度神社(三重県桑名市)の上げ馬神事も復活しました。

 それに伴い、上げ馬神事を「動物虐待」とする批判も息を吹き返し、今回も用意された十八頭のうち一頭が骨折、会場に待機していた獣医師の判断で安楽死させたため、批判も盛り上がってしまいました。

 これについては確かに、馬が駆け上がる場内の設定(傾斜など)を見直し、馬の負担を軽減するといった検討が求められます。神事は、まさに「執り行われること」「儀式としての形式」が大切なのであって、全てを「本気」にする必要はありません。

 ところが、この批判の盛り上がりには、わざわざ海外の動物愛護団体にしつこく告げ口し、彼らがとうとう問題として取り扱ったことに歓喜して、「もっと批判してもらう」などと鼻息を荒くする人びとの存在が明らかに見られました。

 わが国の行事に対する自己批判と、わが国の団体等に対する自浄能力の発揮を求めるなら理解もしますが、ついにこれを対日ヘイトスピーチ(日本憎悪差別扇動)に利用している勢力には、厳重注意が必要です。

 十八日記事で申したジャニーズ事務所の問題にしても、左翼・極左色がつけば、間違いなく「その界隈の話」にされて終わってしまいます。こうした問題を、政治思想の立ち位置で語るのは、望ましくありません。

 上げ馬神事は、少なくとも「昭和に入ってから」のものとする嘘がそうした連中によって吹聴されていますが、南北朝時代から続いた神事は、その資料が消失するなどし、一時中断したものの、桑名藩の初代藩主・本田忠勝によって復興されたことが江戸時代後期・寛政六年の「大祭御神事規式簿」に記されています。

 そこには、馬が坂を駆け上がることがはっきり記されているのです。正確を期すとして、少なくとも江戸時代前期(慶長)から後期(寛政)には、今日の上げ馬神事が行われていたとすべきでしょう。

 よって近年、見世物のために過激化したという情報は、全くの出鱈目です。

 また、「競走馬(サラブレッド)の引退馬(廃馬)を安く買い取って用意している」といった嘘も散見されますが、もともと農耕馬を用意してきたものであり、近年は六地区から三頭ずつ、地域の方が趣味で飼っている馬を借りています。

 その中には、引退馬を引き取った方もおられるかもしれませんが、断定して残酷を演出するような真似は、何らかの危険思想的意図(過激化した動物愛護・環境保護活動など)が潜んでいるとしか思えません。

 かつては、見物客が馬を叩いたり、煽るような暴力行為があったため、現在は、神社が桑名市と協力して会場を警備、職員による行政指導も徹底しています。先述の通り、場内に専門の獣医師も配置されるようになりました。

 それでも神事が行われる度に過激な誹謗中傷を展開する連中の裏で一体何が暗躍しているか、十分ご注意ください。

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『神事批判に群がる反日左翼』に1件のコメント

  1. futakoto:

    おっしゃる通りに反日告げ口はよくないと思います。
    しかし祭りをしきる人々の人相はあの有名な「し〇〇隊」でしたっけ、あの人々にそっくりですよ。

    かつての日本人が大切な財産でもある馬に壁を登らせたでしょうか。
    最後の垂直な壁は生物学的に馬が飛び越えるのは無理です。日本人はそんなに頭が悪くなかったがはずです。

    残念なことに現在動物愛護を語りながら、ただ罵倒する反対派も人々が目立ってきたのも事実です。
    一連の騒動を見ていると、反対派と反日左翼との親和性を感じることには同意です。
    まるで同じもの同士が賛成と反対でやりあっているかのようです。