親中派になんか負けるな!
統一地方選挙・後半戦と衆議院議員補欠選挙の結果については、明日の記事で取り上げます。ご了承ください。
台湾の蔡英文総統(民主進歩党)が南米を歴訪し、訪米までして連邦議会のケヴィン・マッカーシー下院議長(共和党)と会談したことは、中共がもたらす台湾の危機感の表れでした。
中共がこれまでやってきたことは、台湾併呑(茹で蛙的侵略)でしたが、仏国のエマニュエル・マクロン大統領の愚かな発言により、共産党人民解放軍による台湾侵略(武力侵略)を可能にしてしまうかもしれません。
中共がつぎつぎに台湾と国交のある国に対して札束で頬を叩くような工作に出て、台湾との断交を実行させてきましたが、その札束が実際にあるのか、はたまた札一枚につきどれほどの国民的犠牲が伴うのか、中共に篭絡されてしまった為政者たちは、熟慮に熟慮を重ねたとはどうにも思えないのです。
既に阿大陸(アフリカ)各国で中共被害が続発しており、南米パラグアイの国民諸氏に、何としても同じ轍を踏まぬよう訴えたいところです。お粗末ながらグアラニー語を解しませんので、せめてスペイン語で。
No te dejes engañar por china!
この台湾問題について、韓国の尹錫悦大統領(国民の力)が「力による現状変更には絶対反対する」と述べたことに対し、北京政府外交部が「他人の口出しを許さない」などと攻撃したため、韓国外交部の張虎鎮第一次官が邢海明駐韓大使を呼び出し、「無礼な発言は外交欠礼だ」と反撃しました。
韓国政府のわが国に対する非礼な態度の歴史は、一旦置いておくとして、韓国政府のこの対応が正しいのです。
北京外交部の口ぶりは、明らかに「韓国なんぞ下」という態度があからさまであり、北韓(北朝鮮)工作員の文在寅前大統領(共に民主党)が中共へすり寄ったことでさらに「下僕化」してしまった「中共から見た韓国」の現状を露わにしました。
そのような態度には、容赦なくすぐさま大使を呼び出し、徹底して言い返し、こちらの怒りを中共に分からせておく必要があります。亜州唯一の主要国首脳会合(G7)の一員たるわが国こそが常に、これをやらねばならないのです。
沖縄県近海に侵入し続ける共産党軍海軍艦(および海警船)に加え、二十一日には、H6爆撃機二機がまたも沖縄県上空を通過し、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進(スクランブル)して継続的監視しています。中共が台湾やわが国に対する武力行使の実践的訓練をしているのです。
広島にやって来るマクロン大統領にも、当然分からせねばなりません。「お前が言ったことは、戦争扇動であり、亜州の致死的混乱に対する責任が奇しくも生じたと思え」と。