日本が中国を叱りつけよ
統一地方選挙・前半戦については、明日取り上げます。ご了承ください。
五日記事で取り上げた韓国の共に民主党議員たちによる「日本襲撃計画」は、ことごとく失敗に終わりました。
わが国側の議員が誰も相手にせず、東京電力も彼らの侵入を許さず、本当は共に民主と同じ親北韓(北朝鮮)・中共一味の報道権力もさすがに扱いにくかったのか一切報じられもせず、私たち国民のほとんどが何も知らないうちに幕を閉じたのです。
それでも共に民主は、「我われの訪問そのものが日本にとって圧迫になるだろう」などと虚勢を張りました。だから日本政府も相手にせず、日本国民のほぼ誰も知らない訪問が何の圧迫になるというのでしょうか。失笑を誘うのはやめていただきたい。
この滑稽さが立憲民主党や社会民主党にそっくりです。国民の力の朱豪英院内代表が「国民の代表と言う人びとがフェイク・ニュースとも違わない虚偽事実をまき散らして日本まで走っていくさまは、誠に情けない」と痛烈に批判しました。
ことほど左様に親北派の「政治工作活動」は、常に莫迦莫迦しいものです。私たちは、いわれのない福島県に対する暴力的言動を、決して許してはなりません。
福島を「フクシマ」と表記する対日ヘイトスピーチ(日本憎悪差別扇動)を、見逃していてはならないのです。
さて、確実に見逃せないのが中共の勘違いです。台湾は、かつての中華民国であって、新興の中華人民共和国に属したことなどただの一度もありません。
近年のさばり始めた中共の「経済侵略」により、平伏してしまう、或いは沈黙してしまう国もある中、欧州連合(EU)として習近平国家主席に言葉を選ばなかったウルズラ・フォン・デア・ライエン欧州委員長は、独国の国防相時代(メルケル政権)にあまりうまくいかなかった積年の鬱憤を晴らすかのようでした。
社会保障制度改悪で「国民の敵」と化している仏国のエマニュエル・マクロン大統領は、習氏に歓待されるまま二度も夕食会を楽しんでしまいましたが、フォン・デア・ライエン委員長は、実のところ初めから歓迎されていませんでした。彼女が対中強硬路線を標榜してきたからです。
林芳正外相も、国民の身柄を人質に取られ、共産党人民解放軍海軍に領海侵犯を繰り返されながら中共の「分かってるやろなワレ」的歓待に豚の尻尾をふる始末で、私たち国民が「こんな外交は認めない」「中共は地図から消えなさい」という態度を明確にしなければ、いつまでもこのままになってしまいます。
EUの主要国を「抑えた」と胸を張る習氏に、欧州委員会の委員長は恐れるに足らない存在なのでしょうが、中共はかねてより、相手国の国民感情を綿密に調査してきました。自分たちが良く思われていないとなると、四川省のジャイアントパンダなどを友好の道具に使い、私たちの感情を操作してきたのです。
これに騙されなくなり始めた日本国民は、中共にとって厄介なのかもしれません。
よって中共人民を侵略の道具に使い、わが国の内からどんどん浸食していく計画は、数十年をかけた長期的謀略です。それを平気でやるのが中共なのです。
しかしながら習氏の激高は、そのまま台湾併呑が困難である現状を表しており、わが国こそが中共を叱りつける外交へ進化しなければなりません。