もういい加減にしろ!!

皇紀2683年(令和5年)3月20日

 十五日記事で、機密情報を扱う適格性を問われる類いの官僚たちが立憲民主党の小西洋之参議院議員のような者に出鱈目なメモをつけた文書を手渡し、高市早苗内閣府特命(経済安全保障)担当相を「消し去ろう」としていることを申しましたが、岸田文雄首相も自民党も高市氏を全く守ろうとしていません。

 高市氏の人柄を慕って守ろうとしている議員もいるのですが、与党として、内閣としてそうした動きを封じているようにさえ見えます。その一因は、翌十六日記事冒頭で取り上げたように、答弁を捏造する瞬間すら披露した立民の杉尾秀哉参議院議員が攻めあぐねた挙げ句、いわゆる「逆ギレ」で審議拒否をちらつかせているからです。

 つまり、国会対策のためというのが表向きの理由でしょうが、やはり本音では、高市氏をこのままにしておくといよいよ次の国会で経済安全保障推進法改正案を出さなくてはいけなくなり、岸田首相がこれを避けたいと思っているからにほかなりません。

 どうやら岸田首相自身がそう思っているというより、岸田首相に経済安保改正を阻止させたい官僚の圧力がかかっているようです。

 岸田首相が高市氏に、立民へのお詫びを提案したのも、高市氏が拒否すると分かっていたようですし、その体裁をもって本日、高市氏を罷免するという噂が立ちました。

 もし、本当に罷免してしまえば、まさにこれまでのわが国政府が韓国政府にしてきたことを、自民党が立民にしてしまうことになります。存在しない間違いに対し、必要のない謝罪をすることは、今後自民党の首を絞めるでしょう。

 高市氏の場合を「やむをえない」とせせら笑っている自民党議員は、次はお前が同じ目に遭うと覚悟すべきです。この種の過ちを一度犯せば、野党を増長させ、これから何度でも謝り続けることになります。

 とんでもない間違いを犯したのは、立民の小西議員です。いわば国家公務員法違反にもならない落書きを国会に持ち込み、予算委員会の審議を停滞させた責任を、私たち国民に対してとってください。いや、とらせなさい。

 あれを行政文書としうる正確性は、ここで最初に取り上げた四日記事七日記事の段階で既に崩壊しているのです。もういい加減にしなければなりませんよ!

【フォト】新設石垣駐屯地に弾薬搬入 防衛力強化の一環

防衛省は18日、沖縄県・石垣島(石垣市)にある陸上自衛隊石垣駐屯地にミサイルなどの弾薬を搬入した。駐屯地は16日に開設。中国を念頭にした南西諸島の防衛力強化の…

(産經新聞社)

 さて、本日はもう一つ。沖縄県石垣市(石垣島)のみならず南西諸島全体の防衛力を確保するためのこうした動きは、現行憲法(占領憲法)の制約によって機能しうるかどうか極めて怪しいのですが、少なくとも中共に対して攻撃の意欲をそぐ目的を果たす必要があります。

 にもかかわらず、五十人ほどの集団がやってきて「美しい島を汚さないで」などとわめいたそうですが、この美しい島を汚しているのは、こうした連中のほうです。

 党に意見しただけで二名もの党員をつぎつぎに排斥した日本共産党に所属する石垣市議会の井上美智子議員が「(自衛隊員は)迷彩服でバイクや自転車に乗っている。街の中では迷彩服で歩かないでほしい」などと暴言を吐いたことも、すぐさま自民党の長山家康議員に「職業差別だ」と指摘されましたが、こうした連中の人権意識は、一体どうなっているのでしょうか。

 まさに先述の除名された二名を「二匹」などとツイートした埼玉県草加市議会の大里陽子前議員も、もう二度と「人権」だの「平和」だのと唱える資格のない人物です。

 左翼・極左は、日頃から美辞麗句を並べながら自分の気に食わない人物や言論を徹底して攻撃し、貶めて破壊する殺戮者にほかなりません。沖縄県民の生命や安全を守る政策に反対するのも、本当は県民の基本的人権などどうでもよいからです。

 これももういい加減にしなさい!

スポンサードリンク

『もういい加減にしろ!!』に2件のコメント

  1. 日本を守りたい:

    岸田総理の心中は「渡りに船」だろう。次の総裁選に向けてのライバルである高市早苗を 自分の手を汚さずに蹴落としてしまえれば しめしめ ってなものだろう。日本は朝鮮半島のように 格差社会に成って行く。そのうえ、前川喜平が文科省のトップに成っていた事から明白な事実として、日本の教育の質の劣化。目を覆いたくなるほど酷い。日本の凋落を見ながら俺は死んで行く。俺は子も孫も居ないのだが、だからなおの事 日本人の若い世代の事を心配している。日本の独立と主権の回復を果たす道筋が どうしても見えない。一つの希望は、三世代同居社会への復帰だ。「お父さんもお母さんも おじいちゃんとおばあちゃんを とても大切にしている」と 子供が感知できる家庭を再建する事こそが 教育の原点であり 最終目標だ。生命は個別バラバラのものではない、自己の所有物ではない、先人とつながり・受け継ぎ・受け渡して行くべきものである事、極端な利己主義は人間性の真実を妨げる自滅の道である事を 感得させる事こそ 教育の原点であり同時に到達点なのだ。

  2. きよしこ:

    あまり報道されていませんが、実は各報道機関の世論調査でも例の文書の内容に疑義を抱いている国民が少なからずいるようです。何とか報道権力は高市大臣を報道機関に圧力を掛けたトンデモ大臣という印象操作をしたいようですが、WBCフィーバーか、それともいい加減多くの国民が立憲民主党に愛想を尽かしたからなのかは知りませんが、メディアの思惑とは逆に内閣支持率は今でいう「爆上がり」の傾向を見せています。メディアや野党、一部自民党内から罷免を求める声が上がれば上がるほど高市大臣を守ろうという機運が高まっているのも、これまでには決して見られなかった現象です。

    世論調査の政党別支持率を見れば私が岸田首相なら下手に守ろうとして失敗するくらいなら批判覚悟で高市大臣に全ての対応を丸投げするでしょう。それくらい小西議員らの主張には無理があり国民からも反発を受けています。万が一にも罷免などという手に出れば自分たちがどうなるかも分からないほど首相周辺も莫迦ではないと思います。あとはどのタイミングで反撃に出るかですが、もしかしたら今はまだ早計なのかもしれません。いずれにせよ、前代未聞のクーデター好意を試みた官僚や議員は一人残らず責任を取らせなければなりません。逃げ切れると思うなよ。