徴用工解決案?応じるな!

皇紀2683年(令和5年)1月14日

 米民主党のジョー・バイデン大統領がデラウェア州ウィルミントン市内に構える自宅の書斎や倉庫から、大量の機密文書が見つかった事件。

 ドナルド・トランプ前大統領の自宅からも機密文書が見つかったことを文字通り「鬼の首でも獲った」かのように叩いた連中は、副大統領時代に機密を抱えこんだバイデン氏をどう料理するつもりでしょうか。

 恐らく歴代の大統領は皆、機密文書の一つや二つを職務遂行上、自宅に持ち込んでいるはずです。トランプ大統領の件についてもその範疇だったはずで、それをあれほど叩いて事件化させたわけですから、バイデン氏についても徹底していただきたい。

 バイデン氏の次男(ハンター・バイデン氏)の不正に絡んでそそのかされ、露国を戦争へと駆り立てたウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領といい、極めて信用ならない為政者です。どういった類いの機密文書だったのかも公表してもらわねばなりません。

政府、徴用工解決案に懐疑的 韓国の「本気度」は評価:時事ドットコム

日韓両国の懸案である元徴用工問題で、韓国の公益法人が被告の日本企業の賠償金を肩代わりする案が公表された。だが、原告はあくまで日本企業による賠償を求めており、日本側はこの案での解決には懐疑的だ。ただ、関係改善に向けた韓国政府の「本気度」は評価している…

(時事通信社)

 さて、信用ならずに何の約束もできないのが歴代の韓国大統領です。国際法上有効な条約や協定などをつぎつぎと自分たちの勝手に解釈変更し、時にはなかったことにまでする態度は、韓国という国家の信用を根底から否定してしまいます。

 それがどれほど韓民族の名誉を傷つけているか、少し考えれば分かりそうなものですが、自分たちの小さな社会で通用する(決まりを曲げるよう要求し、要求されれば曲げてしまう)手口が国際社会でも通用すると思ってはいけません。

 わが国政府が韓国政府に振り回され続けてきたのは、こうした対日要求の根底に北韓(北朝鮮)がいる日韓(日米韓)離間工作であることに気づかない、或いは気づいていても対処できないせいです。

 安倍晋三元首相が毅然と「二度と謝らない」と宣言して以来、少しは正常化しつつあるようですが、韓国側がかつて普通の労働者に「日本企業の自主的な寄付」を求め続けるなら、一切交渉に応じてはいけません。いつもの「まやかし」だからです。

 一ウォンでも「寄付」してしまえばおしまいです。たちまち「日本は自分たちが悪いと認めた。もっと払え。千年でも払い続けろ」とゴネ倒してきます。

 以前から取り上げていますように韓国の保守派(母親部隊や落星垈経済研究所など)を中心に、少しずつ対日感情や歴史観が変わりつつあり、特に若い世代の変化は、共に民主党のような親北派(左派)の主張を堂堂と否定するまでになりました。

 こうした兆しを大切にしなければなりません。「謝り続けなければ日韓関係はよくならない」と言われてきたことは、全くの嘘でした。日韓のためにわが国政府が毅然と対処し続けることです。

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『徴用工解決案?応じるな!』に4件のコメント

  1. 日本を守りたい:

    日韓のためにわが国政府が毅然と対処し続けることです。

     ないものねだりですね。「反日教育を止めろ」「歴史の噓と捏造を止めろ」という 日本にとっての当然の要求さえ、一度も韓国政府に その無恥厚顔に 叩き付ける事が出来ないで来た 日本政府。安倍さんが殺害されて 日本政府は 今後は心置きなく 売国・亡国路線を加速するでしょう。

  2. きよしこ:

    我々日本人も相当に韓国に対する疲れを感じていますが、他ならぬ韓国人こそ自国政府の政権交代のたびに起きる180度真逆の方針転換に振り回されているのだと思います。それもこれも、出鱈目な歴史認識を創作しては都合よく改変することを繰り返し、日韓両国の左派が呼応する形で永遠の謝罪と賠償要求を続けさせてきたことが原因でしょう。個人的に韓国人と仕事も食事もしたこともありますし、韓国の実写映画もやはり日本のそれより個人的には面白く、安全保障の観点においても「ソウルを火の海にしろ」とはとても言えません。韓国と韓国人のためを思えばこそ、違うものは違う、できないものはできないと対応することを政府に強く求めます。日本も韓国も、必要なのは謝罪をしたり相手に求めたりすることではなく、主権国家としての自立を一刻も早く果たすことなのです。

  3. Visitor:

    「徴用工」なんていませんよ。
    この言い方は、自ら応募して働きながら、今となって無理矢理働かされたという朝鮮半島出身者が誤魔化した表現ですよ。
    そんな連中の言う「徴用工」という表現に簡単に飲み込まれてはいけません。

    しっかりしてください。

  4. 遠藤 健太郎:

     平素より貴重なご意見を賜り、ありがとうございます。

    Visitor様
     これはわが国政府に向かってのお言葉なのか、私に向かっておっしゃっているのか判然としませんが、仮にも後者であるなら記事中に「かつて普通の労働者」と明記しております。よくお読みください。

     また、韓国側の「徴用工」について過去記事に於いて「高給取りの労働者」といった解説を何度もしています。関連記事をお改めください。