木原のカネ周りで叩き出せ

皇紀2682年(令和4年)10月26日

 いろいろあって取り上げるのが遅くなりましたが、二十三日に投開票された沖縄県那覇市長選挙で、対日ヘイトスピーチ(日本憎悪差別扇動)連合である立憲民主党、れいわ新選組らと玉城康裕(芸名=玉城デニー)知事らが推した翁長雄治候補(故翁長雄志前知事の次男)が落選しました。

 翁長前知事が自民党を裏切って「オール沖縄」なる出鱈目な団体を組織して以来、これが県民の支持を得続けてきたなどというのは、それこそ全くの出鱈目です。

 むしろ県内の潮流は、これに対抗した保守系の「チーム沖縄」にあり、全十一市のうち九市で保守系の市長が当選しています。

 オール沖縄が敗戦続きなのは、翁長知事時代にも「利権繫がり」と指摘したように土建屋上がりの金秀グループと、ホテル経営のかりゆしがオール沖縄からカネと人を引き上げたためです。

 結局はそれだけのことで、彼らに思想信条も「へったくれ」もありません。現実の沖縄振興にまったく着手できない対日ヘイト連合に着いても、まるでカネにならないのです。

 かえすがえすも玉城氏の再選を止められなかったことが悔やまれます。あれが居座っている限り、沖縄の経済振興は絶対にありません。それどころか増長を続ける中共に呑まれて悲惨な末路を迎えかねないのです。

 毎度申しますが、大日本帝國海軍の大田実中将が遺された「県民に対し後世特別の御高配を」に従えば、誠に申し訳のない惨状を繰り広げています。何度も愚者を首長に据え、県政を荒廃させているからです。

 県外はおろか国外からも極左工作員、対日工作員の侵入を許し、末端級(低級)破壊工作を野放しにしている不作為は、文字通りわが国政府の失態であり、石垣市尖閣諸島防衛の覚悟といい、スパイ防止法の議論さえもままならない現状は、沖縄を不幸にしています。

 在日米軍普天間基地返還をこじらせた旧民主党(鳩山由紀夫元首相)の勢力が未だ無責任に基地問題を語ることも決して許されず、沖縄を防衛と貿易の拠点にするといった振興策が定まらないのは、まさしくそのような連中の妨害によるものと思い知らねばなりません。

新しい資本主義、司令塔が退場 現場は悲鳴「大混乱だ」 山際氏辞任:朝日新聞デジタル

 山際大志郎経済再生相(54)が24日、辞任する意向を明らかにした。岸田政権の看板政策である「新しい資本主義」や新型コロナ対策を担う担当閣僚として、重要なポジションだっただけに、政策面でも影響が出るの…

(朝日新聞社)

 ところが、朝日新聞社、沖縄タイムス社や琉球新報社といった報道権力、いや報道テロ企業は、的外れな政府批判を繰り返し、真に政府が何をすべきかにはむしろ導かないよう危険思想で世論を操作しています。

 ここでも岸田内閣の出来損ないとして山際大志郎経済再生担当相の名を挙げたことがありましたが、これが事実上の更迭で内閣を去るからといって「現場は大混乱」とは大袈裟すぎでしょう。

 たった一度の経済財政諮問会議の延期程度で内閣府の職員が大混乱に陥るわけもありません。無能な大臣の退場を非難したいだけの朝日は、岸田文雄首相が掲げている「新しい資本主義」という名の「これこそが天下の愚策」の本当の司令塔を知らないのでしょうか。

 最初から申しているように後ろで旗を振っているのは、偉そうなだけで調整能力も何もない木原誠二内閣官房副長官です。

 山際氏の退場など内閣にとってほぼ無傷であり、木原氏に関連する地方土建の醜聞が出て、それがどう発展するかにこそ注視していただきたい。まもなく出ますので。

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『木原のカネ周りで叩き出せ』に2件のコメント

  1. 自由貿易反対:

    罪務省の後ろ盾、つまるところ緊縮財政を推進するかどうかでマスコミの騒ぎ具合が異なります。マスコミの逆が正しい。

  2. きよしこ:

    見方を変えれば知事選になら大量に動員できる左翼活動家もさすがに各市長選まで動員できるほどの資金や人脈も残っていないのかもしれません。過日の安倍元首相の国葬儀が一部で「アベガー最後の聖戦」と評されたように先の沖縄県知事選こそ「オール沖縄」最後の輝きと言えるでしょう。那覇市長まで自公系に取られた無能知事に何ができるというのでしょう。基地反対派は玉木知事をこそ糾弾すべきで、座り込み云々で一種の炎上ビジネスみたいなことをする実業家を責めるのは筋違いにもほどがあります。