英新首相にトラス前外相

皇紀2682年(令和4年)9月6日

 俳優の香川照之市川中車)氏がどのような方かは存じませんが、今回出回った醜聞は、松浦大助氏(父親は朝堂院大覚氏)率いる松浦グループと市川海老蔵事件を起こした関東連合の筋からのもので間違いないようです。

 政財界の「怪しげな人脈の巣窟」ともいわれるABCドメイン西麻布迎賓館(東京都港区西麻布2丁目)に関東連合が出入りしていたのはよく知られていますが、どうやら香川氏もここで何か「やらかした」ようで、ABCホームといえば暴行事件で血まみれにされたかと思いきや補助金詐欺事件まで起こした川崎大資(旧名=塩田大介)氏と松浦氏が親密だったことから、唐突に香川氏が三年も前に銀座で「やらかした」とされる話がバラ撒かれました。

 彼らが香川氏を潰したくなった理由は分かりませんが、何らかの意図があるのは間違いありません。よってこの醜聞は、実は警視庁案件です。

トラス氏「鉄の女」サッチャー氏を信奉 交渉力・一貫性には疑問符も

英国の新首相に5日決まったエリザベス・トラス外相は強気の言動が英政治史上初の女性首相、サッチャー元首相と重ねられ、「新たな鉄の女」(保守党員)と評される。ロシ…

(産經新聞社)

 さて、読者命名の「シナリスク(屈中派のリシ・スナク前財務相)」を回避し、英国保守党は五日、党員による決選投票でエリザベス・トラス前外相を新しい党首に選出しました。本日エリザベス女王陛下の拝命を賜り、第七十八代グレートブリテン及び北アイルランド連合王国首相に就任します。

 ボリス・ジョンソン前首相は、いわゆる「英国第一」の保守主義者ですが、米国のドナルド・トランプ前大統領と共に「消された」ことになります。極めて不自然な他人の醜聞が政権転覆のきっかけでした。

 その口火を切ったスナク前財務相は、いわばその時から怪しかったわけで、わざわざ「初の印国系首相か」といった多様性(ダイバーシティ)の看板などいりません。怪しい者をみすみす首相にしてはいけないのです。

 最悪の事態を回避した英国ですが、トラス新首相がどこまで粘れるかは未知数であり、対中政策で日英米の協調を得られるものの彼女自身が対露政策でつまずくかもしれません。

 とにかく舞台の役者が新たに出揃ったところで、わが国の岸田文雄首相が林芳正(リン・ファンヂャン)外相を直ちに交代させない限り、わが国自身がつまずくでしょう。

 先日も申しましたように中共がいよいよ「あからさまに日本を見下し始めた」のは、安倍晋三元首相を消し去り、その政敵だった林外相が岸田内閣の「右大臣」であり続けていることが原因です。

 林外相の「出す」と脅されている醜聞は、中共・共産党案件ですから。

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