重信房子、娑婆へ…

皇紀2682年(令和4年)5月28日

【土曜放談】

ロイター @ReutersJapan

バイデン米大統領が来日した22日、日米首脳会談と、日米豪印4カ国による協力枠組み「クアッド」の首脳会合に抗議するグループが都内で集会。(動画)

(Twitter)

 国際大量殺戮者の重信房子受刑者が本日、懲役二十年の刑期を終えて出所してしまいます。わが国には米国のような量刑の加算がないため、私は「懲役二百年の間違いだろう」と激しい怒りを覚えたあの平成十八年の冬(最高裁判所確定は同二十二年夏)を未だ忘れません。

 そして、この外道の潜伏を見破った大阪府警察警備部公安三課の底力には、或る種の感動すら覚えました。まるで職人のような警察官諸氏です。

 逮捕直前まで北朝鮮や社会民主党議員との連携で隠然と政治工作活動を続けていた重信は、世界各国に致命的迷惑をかけ続けた昭和四十年代に於けるまさに日本の恥でした。

 極左暴力革命は、ただの大虐殺です。私たちの世界は、そのようなことでよくなりません。それでよくなるなら人類は、何度でも戦争を繰り返し、ついに最終戦争でこの地上から姿を消して終わるだけです。何一つよくなることなど、仏革命を見てもどの革命を見ても決してありません。

 そのような大虐殺行為に誤った羨望の眼差しを向け、そこに加わった若者の哀れな末路が先日、東京都内で見られました。それが上記動画です。新たに加わった若者は、さらにこの数十年後、どのような姿を現すでしょうか。

 ヘルメットを被って「伝統芸能」を見せるかの危険人物たちは、もはや保守なのか革新なのか分かりません笑。革新なら過去を全て否定して、私たちが引くぐらいのことをやってみなさいよ。

 貴様らの過去がこれです。

「重信房子」がいたあの時代 デモ、バリケードの「政治の季節」

数々の国際テロを起こしたとされる「日本赤軍」の元最高幹部、重信房子受刑者が5月28日に刑期満了を迎え出所する。昭和46年に出国し、オランダの仏大使館が武装占拠…

(産經新聞社)

 まるで前出の動画は、これをカラー映像化したものかと見紛うものでしかありません。腐敗臭すら漂う極左暴力集団の二目と見れない劣化は、重信が服役中にも進行したようです。

 日当はおいくらだったのか存じませんが、東京弁護士会の高山俊吉弁護士らが主催した集会に申したいのは、日米豪印戦略対話(クアッド)の思想的源流は、まず中共が台湾やわが国と戦争しようとしていることへの抗議でした。

 それを指摘しないで「日米が中共と戦争しようとしている」などと妄言を吐くから、多くの人びとに「阿呆?」と思われるのです。あなた方は、まず中共に抗議しなさい。ヴェト・ナム(越国)ら東南亜諸国の困惑を無視して、都合のいい出鱈目を吹聴してはいけません。

 まぁ、それができていれば極左暴力集団と集会なんぞ開きませんわな笑。だからあなた方のは「もう終わって朽ち果てた思想」なのです。

 重信は、癌を患っているとのことですが、いわば「外道界の魔女」を祭り上げる莫迦はいますから、これが娑婆に出ることで再び厳重警戒態勢に入ります。かえすがえすも懲役のゼロが一つ足りなかったのです。

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『重信房子、娑婆へ…』に1件のコメント

  1. みどりこ:

    重信房子の娘は2001年に日本国籍を取ったそうですが、与えるべきではなかったと思います。