中国の対日攻撃段階が進む

皇紀2682年(令和4年)5月22日

中国〝恫喝体質〟また露呈 王毅外相「日本は火中の栗を拾うな」 日中外相会談の同日、爆撃機が沖縄飛行

 日中外相会談は、日本側の呼び掛けで実現した。林氏は「建設的かつ安定的な関係」に向けて両国が努力する必要があると述べ、王氏も同様の考えを示した。ただ…

(zakzak:夕刊フジ|産經新聞社)

 中共というのは、それが核心的利益だと気づけばとことん諦めず喰いついてくる連中です。何十年かかっても工作の完成を果たそうとします。

 そこへわが国の政権が弱くなったと見れば、さらに強力な圧をかけてくるものです。毎度虚勢を張るしかない北京最底辺の外交部の王毅(ワン・イー)部長が部下の林芳正(リン・ファンヂャン)外相まがいを脅し上げるなど、その部下が「上から注意されたわ」くらいにしか思っていないのですから、いわば「平常運転」そのものでしょう。山口三区の皆さん、聞いていますか?

 そもそも王部長の発言に大した力はないので気にする必要はありませんが、受けた林外相の態度が問題です。北京政府は、それぞれが自らの共産党に於ける地位に応じて必死だったり、余裕だったりするのですが、わが国側が漫然と構えていますと、彼らの増長を許し、私たち国民の安全がますます脅かされていきます。

中国、空自機形のミサイル標的設置か
衛星写真で初確認

中国が新疆ウイグル自治区の砂漠地帯に日本の自衛隊が運用する早期警戒管制機(AWACS)と同形状の構造物を置いていることがわかった。日本経済新聞が複数の専門家と衛星写真を解析して確認した。自衛隊元幹部は中国軍がミサイルで自衛隊機を攻撃する訓練の仮想標的だと指摘した。写真には双発エンジンでAWACSの特徴である円盤状のレーダーを備えた飛行機形の物体が映っていた。米シンクタンク、新アメリカ安全保障…

(日本經濟新聞社)

 そこへ飛び込んだこの報道について、岸田文雄首相も岸信夫防衛相も「透明性を欠いた軍事力の強化は脅威でしかない」と中共を非難しました。しかし、林外相は「いかなる事態にも対応できるよう万全を期す」程度の発言で共産党の醜く太った飼い犬ぶりを露呈させています。

 この早期警戒管制機E-767は、平成十二年から運用を開始しており、世界で四機のみが生産され、そのすべてを航空自衛隊が保有しています。

 以前にもタクラマカン砂漠に米軍の空母や駆逐艦を模した標的を作り、訓練を重ねた共産党人民解放軍は、いよいよわが国の自衛隊機を模した標的を作りました。それがかねてより分かっていたこととはいえ、対日攻撃の次の段階へ彼らが進んだことを、私たちが自覚しなければなりません。

 もう一つ申せば、このようなことをするのは、飛んでいる機体を攻撃するより地上に置かれている状態を攻撃するという意味です。そのほうが遥かに効率的ですから。

 つまり、中共は敵基地攻撃へ突き進んでいます。敵国扱いをされているわが国が、ぼんやりした議論をしている場合ではないのです。

 直ちに中共と北朝鮮を攻撃できる法整備を進めましょう。現行憲法(占領憲法)では駄目なのです。

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『中国の対日攻撃段階が進む』に2件のコメント

  1. ノンポリではいられない:

     これだけ具体的に日本を攻撃目標にして侵略の準備を進めている中共に対して何らダメージを与える手段を持たず、非難コメントも控えめ。媚中の外相を使い続け、この状況下で何ら交渉力もなく、外国にいい顔してお金だけ配りまくる岸田政権。もううんざり。

  2. みどりこ:

    今、自民党が盛んに憲法改正を叫んでいますが、「ちょっと待って」と言いたいです。
    憲法改正というと、日本人の多くは頭の中で「9条改正」と自然に結びつけてしまうと思いますが。
    自民党の改正案では9条改正だけではなく、97条も削除され、さらに98条に緊急事態条項が設置されています。
    つまり、「基本的人権の最高法規からの削除」及び「緊急事態条項の設置」が目的と思われるのです。

    まず、9条を改正するのに、公明党を切り離さずにいるのがおかしい。
    そして仮に9条を改正して自民党を国防軍としても、日米合同委員会がある以上、日本は実質的にはアメリカの植民地のまま。
    (戦争をさせられ、アメリカには助けてもらえず、日本が非を全て被ることになる)
    今の自民党では、国民投票で賛成票が反対票を上回り改憲が可決されると、憲法改正草案を国民が知らないうちに全部変える可能性もあります。