左翼思想は対立を招くもと
五日記事で、私は何の疑問も抱かず、日本共産党の志位和夫委員長が露外務省から入国禁止をいい渡された六十三名の中に入っていたことに触れました。
しかし、これほど不思議に思う方がおられたようです。それにより、共産党史になんぞ興味がない国民が圧倒的多数である現実と、共産党自身が悪印象を払拭する努力を怠ってきたことが露見しました。
改めて申せば日本共産党は、旧ソビエト連邦共産党とも中華人民共和国共産党とも仲は良くありません。
そういえば思い出しましたのが、もうずいぶん前に私が「戦前・戦中からわが国の共産党(非合法活動)員は、戦争自体に反対してきた」と理解を示したところ、或る読者が「コミンテルン(国際共産主義運動の指導組織)の工作活動で戦争を煽ったのは共産党だ」と反論してきたことがありました。
これは少し事実と違います。近衛文麿内閣の時点で、大東亜戦争が扇動され、日米開戦の軌道まで敷かれたわけですが、これを内閣に入って工作したのが朝日新聞社の尾崎秀実記者でした。
彼は、いわゆる「スパイ・ゾルゲ事件」で死刑になりましたが、文字通り旧ソ連工作員です。わが国は、彼らの思惑通りに身を滅ぼすほどの戦争へ放り投げられました。
その間、わが国で潜伏していた共産党員は、親露派の工作員を除いて反戦を唱え、投獄されたりしていたのです。一時は親露派も、のちの親中派も共に肩を寄せ合っていた日本共産党ですが、主張の違いから分かれていきます。
大抵左翼は分裂するものです。日本共産党は、極左から嫌われています。
領土問題に於いて、日本共産党が沖縄県石垣市尖閣諸島や北海道千島列島のことを「わが国の領土」と明言するのは、こうした経緯もあるのでしょうが、あまり多くを知られていないため、露国や中共と十把一絡げにされているのです。
多分に現在の日本共産党議員の質の低下もあり、誤解されても仕方がありません。あまりいわれたくないのであれば、本気で内需回復策を提言する(この言葉は嫌いですが)経済弱者のための政党であれ、といいたい。
皇紀2682年(令和4年)5月9日 5:04 PM
いつもお騒がせして申し訳ありません。参政党応援団(自称)からの報告です。
5/8日曜日に参政党の研修会が行われました。いわゆる政治パーティです。2:00PMから20:30まで9人の講師による研修会です。
2万円という安くもない研修会にパシフィコ横浜で5000人(満席)が参加しました。
比例区からの5人と選挙区からの10人も全員集合しました。
午前中に行われた桜木町での街宣にも1200名もの市民が参集しました。
皇紀2682年(令和4年)5月9日 5:45 PM
パシフィコ横浜での模様です!
https://twitter.com/i/status/1523542260268208129
皇紀2682年(令和4年)5月9日 10:34 PM
共産主義ブランド、近親憎悪の塊?