記者クラブの「高市外し」
十七日午後、自民党本部で開かれた総裁選挙の候補者共同記者会見で、降壇する際の態度に四候補の人柄と思想信条が如実に現れました。
壇上の国旗(日章旗)に頭を下げて降壇したのは、高市早苗前総務相(元政務調査会長)だけだったのです。自民党の総裁候補ともあろう面面が一体これはどうしたことでしょうか。
終了の案内を受け一同礼を終えたのち、さらに聴衆や関係者に頭を下げた岸田文雄前政調会長、国旗にも全ての人びとにも頭を下げた高市氏に対し、立ち去り際に聴衆へ「ちょこっと」だけ首を縦に振った野田聖子幹事長代行と、頭も下げずにそそくさと降壇した河野太郎ワクチン担当相の姿を見る限り、この二人から国家国民への敬意を微塵も感じません。
本当に私たち国民のための首相になると思いますか? 自らの地位に酔いしれるだけの政治家などいりません。
昨日記事でも申したように(くだらないものもあったが)報道権力が用意した質問を否定して答えない河野氏に対し、高市氏はどのような質問にも自らの考えを説明して答えるという姿勢こそ、報道権力自身が次期首相に望む態度ではないのですか?
にもかかわらず、わが国の「報道の自由度」を下げている原因ともいわれる日本記者クラブが主催した十八日午後の公開討論会で、記者たちは一斉に「高市外し」とも呼べる「国民の知る権利」を妨害する態度に出ました。
ほとんどの記者が岸田氏と河野氏にしか質問せず、高市氏に発言させないようわざと質問しなかったのです。これは自ら報道の自由をも破棄した態度と申せましょう。
政策の具体性に欠けるが誠実に答える岸田氏と、都合のよい質問にしか答えない河野氏に発言させ、自民党そのものの体たらくを演出したかったのか、敢然と自らの経済政策や社会福祉政策、外交方針や安全保障政策など細かく答えてみせる高市氏の存在自体が報道権力にとってよほど都合が悪いと思われます。
これほど不公平にして不誠実な報道権力に、私たち国民は躍らされてよいでしょうか。選挙の公平性は、党の総裁選に於いても同じにしていただきたい。
重ねて申しますが、自民党議員と党員・党友各位に、国家観すらも明確でない候補者に投票しないようお願いします。今回の投票を間違えますと、十月の衆議院議員総選挙で(党員・党友以外の)国民がどうするか分かりませんよ。
皇紀2681年(令和3年)9月19日 10:37 AM
昨日投票用紙が届きました。政策については出馬会見で確認済みで候補者選びに迷うことはありませんので、家内と私と2通、高市候補を記入して投函完了致しました。マスゴミの攻撃に負けずに今後、議員票と党員票を伸ばしてもらいたいですね。