やはり「武漢ウイルス」だ

皇紀2681年(令和3年)5月25日

武漢ウイルス研究所職員、19年秋に体調不良で通院か 米報告書

 【ワシントン】中国の武漢ウイルス研究所(WIV)に所属する3人の研究員が2019年11月に、病院での治療が必要になるほどの体調不良を訴えていたことが分かった。これまで公表されていなかった米情報機関の報告書から明らかになった。新型コロナウイルスが同研究所から流出した可能性についてより詳細な調査を求める声が高まる可能性もある。…

(ザ・ウォール・ストリート・ジャーナル日本語版)

 ここでは一貫して「武漢ウイルス(新型コロナウイルス)」と明記し、中共湖北省武漢市の中心部に位置する科学院武漢病毒研究所からウイルスが漏れた可能性と、ウイルスがこの研究所で作られたものである可能性を指摘してきましたが、米国の情報当局がそれを裏付ける事実をつかんでいたことが分かりました。

 こうした可能性については、米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)のアンソニー・​ファウチ所長が否定し続けてきましたが、彼こそ武漢病毒研究所との関係が疑われる人物であり、米疾病対策センター(CDC)のロバート・レッドフィールド前所長は三月二十六日、米CNNの単独取材に「このウイルスの起源は武漢病毒研究所にある」と明言していました。

 以前にも武漢病毒研究所の研究員が一人、感染流行前に感染して死亡していたことや、失踪した研究員が武漢ウイルスに関する決定的な論文を残していたことが一部で伝えられましたが、これも決して大きく報じられることはなく、今回判明したような情報を基に「チャイナ・ウイルス」と呼称し続けた米国のドナルド・トランプ大統領の発言と共に「フェイク・ニュース」のごとき扱いを受けてきました。

 世界保健機関(WHO)の査察が入った際にも、そのあまりの遅さに「中共が全て隠蔽した跡」とし、私はその報告に何の意味もないことをここで申しましたが、世界はやはり目下の大混乱の責任が中共にあることを指弾しなければならないのです。

 CDCが昨日、わが国への渡航警戒レヴェルを引き上げましたが、その理由は、わが国政府が中共人を入国・再入国させ放題にしていることを危険視しているからだと考えられます。

 夏季五輪東京大会(東京五輪)は、連合国(俗称=国際連合)のお飾り(事務総長)が何をいおうと二十一日記事で申したように開催の方向へ一気に傾きましたが、一年後に控えた冬季五輪北京大会(北京五輪)への各国の対応を巡って議論が再燃するかもしれません。

 よって中共は、武漢病毒研究所の不始末を必死に否定し続けますが、桁違いの規模になる全世界の秩序変更を招いた中共は、その新しい秩序に於いて地図から消えていることが極めて望ましいのです。

スポンサードリンク

『やはり「武漢ウイルス」だ』に2件のコメント

  1. 名無し:

    新型コロナは存在しない、という言説もいまだ根強いようですが。

    厚生労働省:コロナの存在証明が無い
    https://ichisaburo.com/1606/

  2. 自由貿易反対:

    最後の一行、本当にそう願う。