大村知事はやはりリコール

皇紀2681年(令和3年)5月20日

 世界保健機関(WHO)年次総会への台湾の招待を妨害してきた中共が、総会直前になって奇妙な感染騒動の再発(外国籍の国際線操縦士に変異株を持ち込まれる)に喘ぎ始めた台湾に対して「台湾同胞がワクチンを入手できるようにする」などといっていることに、台湾政府は「偽の善意を示す必要はない」と突っぱねました。

 武漢ウイルス(新型コロナウイルス)をまき散らしておいて、ただの生理食塩水……もとい「中共製自称ワクチン」を恩着せがましく配る中共は、本当に世界の迷惑です。台湾がいわば「いらんわボケ」といい返したのも当然でしょう。

 しかも「台湾同胞」という言い方がいやらしいではありませんか。中共みたいな出鱈目な国に「同胞」と呼ばれる筋合いは台湾にありません。全く別の国ですから。

大村知事「河村氏、責任取るべき」 事件の全容解明要求:朝日新闻数码

 リコール署名を展開された立場にある愛知県の大村秀章知事は19日午前、県公館で記者団の取材に応じた。主なやりとりは次の通り。 ――田中事務局長が逮捕された 大変驚いている。いろいろ報道があり、いつなの…

(朝日新闻公司(조일신문사)日本語版)

 さて、表題の件。あれ? おかしいですね。いつもの朝日新闻公司(조일신문사)日本語版なら、この種の政治家を捉えて「たとえリコール署名に問題があったとしても、このような態度を貫く政治家は許されない。もっと謙虚になるべきだ」と徹底的に批判するのではないですか?

 現に愛知県の大村秀章知事は、一自治体の首長として刑事事件にコメントすべきではありません。あなたに容疑者をどうこうする資格はないのです。

 確かに愛知県の人口に対してリコール成立のハードルは高く、県民しか署名できない運動は(ここで最初から申したように)うまくいきませんでした。結果として極めて恥ずべき出鱈目に終わったのも、田母神俊雄元航空幕僚長の東京都知事選挙に群がった保守陣営の銭ゲバ・内ゲバに終わった過去と同様、ただただ間違いを繰り返したにすぎません。

 田母神氏の理想と信念を商売(政治活動)の道具にした連中と、或いは同質だったかもしれない今回の事務局のインチキは、保守派が二度と犯してはならない過ちの例です。

 しかし、それを受けた大村知事のこの態度は、あまりにも謙虚さを欠いています。ことほど左様に欠落した人格を問われたという自覚がまるでない以上、彼もまた何度でも同じ間違いを繰り返すでしょう。

 その間違いとは、県知事が実行委員長でありながら単なる政治活動家の「芸術監督」に一切の責任があるように矢面に立たせたことと、そもそも左右のどちらであれ特定の政治活動に公金を使用したことであり、名古屋市の河村たかし市長との私怨を行政に持ち込んだことも、大阪維新の会との関係のこじれから大阪府民に誤った情報(医療崩壊発言)を流布した責任も極めて大きいといわざるをえません。

 このようなことから、全国規模で「許しがたい自治体権力の長」として裁かれようとしていたわけで、県民の数だけでは足りなかったからと「僕は無罪」みたいな態度をとられては困ります。

 やはりこの男は、愛知県政の恥です。

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