中国すり寄った官僚の末路
安倍晋三前首相が政権末期に中共へ転んで堕ちたのは、今井尚哉前首相補佐官・現内閣官房参与のせいです。
菅義偉内閣の発足前に「今井一派ともいわれた経済産業省出向組は、新内閣で首相官邸から一掃される」と申しましたが、今井氏が官房参与で残ったものの参与では内閣に影響力を行使できず、彼が官邸に連れてきた佐伯耕三前首相秘書官(事務)は、参事官との兼任で大臣官房グローバル産業室付という閑職に追いやられました。
これは二重苦の結果です。まず菅首相に嫌われたことと、経産省にも「帰ってきてほしくない輩」扱いを受けていたためで、それは今井氏に対しても同じでした。
その結果が三菱重工業行きです。エネルギー畑の本人としては、経産省資源エネルギー庁所管の独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)の理事長を狙っていると専ら有名な話でしたが、これも先手を打たれて徹底的に阻まれました。
どうせ三菱重工で今井氏の仕事はありません。中共へすり寄った官僚の哀れな末路を、後世のためにもうんと晒すがいい。