中国と下半身で結ばれて?
名湯「草津温泉」で知られる群馬県吾妻郡草津町の新井祥子町議会議員に対するリコールの住民投票で六日、投票の九割が「解職に賛成」と出た件は、誰もが「決して大きくない町の人びとが明らかに女性議員の作り話を見抜いたということだろう」と思ったことでしょう。
五年前の一月、黒岩信忠町長から性的虐待(セクシャル・ハラスメント)を受けたとする新井議員の主張が町民には一切通用しなかったという顛末ですが、私はついまた「この女」の嘘も暴かれればよいのにと思いました。
ところで、東京放送(TBS)系日曜早朝の極左番組「サンデーモーニング」で六日、対日ヘイトスピーカー(日本憎悪差別扇動家)の青木理氏が中共包囲網に関する話題で突然「だからもう、上半身とは別に下半身でがっちり結びついちゃってるという状況で、さあどうするかってことなんですけど」などと口走ったそうです。
朝から「お通夜」みたいな番組でいきなり「下ネタ」を浴びせられた視聴偵察隊(クソ番組をチェックして怒りの声を上げる善良な国民)の皆さんは、さぞいつも以上に不快な思いをされたことでしょうが、この「上半身」とは青木氏の発言から「非民主的な政治体制とか人権の問題とか覇権主義とか軍拡とか」「領土の問題とか」であり、問題の「下半身」とは「最大の貿易相手」であることを指し、さらに「しかもコロナ(※)でその傾向でも強まってる」という頓珍漢な指摘をしたようです。(※=武漢ウイルス蔓延のこと)
日中の経済関係は、米中や独中の関係もそうであったように製造国にとって避けて通れない関係強化の道を歩んでしまいました。しかし、中共が武漢ウイルス(新型コロナウイルス)をばらまいたことからも、今後はかなりの距離をとる必要があります。
まして、香港や或いは台湾への今後の武力侵攻や東南亜各国に対する態度、また「一帯一路」や「RCEP(東亜地域包括的経済連携)」の支配的姿勢から見ても、明らかに中共は「今すぐ地図から消さなくてはならない悪の帝国」です。
日米で担ってきた太平洋防衛に、英国と英連邦豪州、さらに仏国が加わるのは時代の必然であり、もう本当にわが国はいつまでも現行憲法(占領憲法)のままではいけないのです。