日米韓関係破壊の総仕上げ
やはり自民党は、消極的勝利しかできませんでした。読者の方もご指摘の通り、このあまりにも低い投票率が全てを物語っています。
しかしながら、その主義主張(というより支援組織が極左暴力集団)はともかく約九十九万票を獲得したれいわ新選組の山本太郎候補が落選し、約一万五千票しか得票しなかった公明党(創価学会)の塩田博昭候補が当選してしまうというわが国の選挙制度には、少なからず問題があると申さざるをえません。
このようなことは、米大統領選挙の制度でも起きるのであり、私たちが「民主主義」と呼称しているもののいかがわしさをこそあぶり出すべきです。
さて、韓国大法院判決に基づく説明というものは、あくまで韓国国内向けに有効なのであって、何ら関係がないわが国に対する説明としては全く無効である、ということが分からない青瓦台のスタッフは、完全に頭が悪いとしか申しようがありません。
或いは、もう文在寅(北朝鮮工作員)政権の連中は、明確に日韓関係を悪化させる目的を持って行動していますから、何をいっても無駄なのです。
産業通商資源部の兪明希通商交渉本部長が次官級協議を米国に申し入れ、本日から訪米しますが、訪日中のジョン・ボルトン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は本日より訪韓します。
このすれ違い具合も、対北強硬派のボルトン補佐官を恐れて避けたのか、そもそも米韓関係も悪化させようとわざとやっているのか、呆れて開いた口がふさがりません。米国は既に、韓国のわが国への対抗措置に「NO」を突きつけています。米中貿易戦争の最中、日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の見直しなどという文政権の提案は、中共の共産党を利する危険な考えです。
文政権はもう、米国が味方してくれないことを恐らく知っているでしょう。よって韓国国民に努力アピールをし、それでも助けてくれない米国に反感を抱かせようとでもしているに違いありません。
これで見事に日米韓関係を破壊した北朝鮮工作員として、文大統領が北朝鮮に称えられる、いや何としても称えられたいということなのでしょう。文政権は、関係破壊の総仕上げに入りたいものと思われます。だから文大統領は危険人物なのです。