暴力団も東京五輪を控え…

皇紀2679年(平成31年)3月21日

 春を分け あけぼの染まる銀の下 そっと耳寄せ 芽吹きの音(ね)

 本日は春分の日ということで、下手でも歌を詠んでみました。我ながら「国語の先生」臭がきつい。
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 昨日記事で漏れたもう一つの安倍政権による日本国民総白痴化計画。それが外務省の国名表記から「」を消そうという在外公館名称位置給与法改正案の可決・成立です。

 例えば私は、越国を「ベトナム」ではなく「ヴェト・ナム」と表記していますが、これは国名表記の正確さを求めた結果であり、一方でわが先人たちが充てた漢字表記もほぼ併記してきました。どちらにも敬意を表するからです。

 よってどこぞの「習近平」を「シューキンピラ」と読んだり、国交のない地域にいる「金正恩」を「金豚三世」と表記しても一向に構わないでしょうが、未だ不正確だった外務省の国名表記をわざわざ全て不正確なものに統一するというのは、これもまたわが国民を阿呆にしておくための策略としか思えません。

 中共人や韓国人に比べて日本人の英語力が低いのは、この話に沿えば「VとBの区別」が感覚的に全くついていないからです。そんなわが国の案内表示が簡体字とハングルにあふれているのは、中共人や韓国人も自分たちと同程度に「英語に弱い」とでも思っているからでしょうか。

 英語ができるか否かなど実はどうでもよくて、もう既に占領統治期以降の教育に染まった国民のほとんどが阿呆になっているのです。安倍政権による家庭教育権の剥奪は、さらに「完全阿呆化」を目指して日本を他国(多国籍勢力に支配させる計画に違いありません。

暴力団:「銃自重を」 関東6団体が通達 五輪控え、摘発警戒 – 毎日新聞

 全国で暴力団関係者による発砲事件が相次ぐ中、関東の主要暴力団組織でつくる団体が今月、加盟組織に対し銃器使用の「自重」を求める通達を出した。警視庁は2020年東京五輪・パラリンピックを控え、暴力団側が警察の摘発強化を警戒していることの表れとみている。

(毎日新聞)

 そこで表題の件。関東親睦会の局長会議が二月一日に出した結論は、毎日新聞社がいうほど「盛んに摘発されるのが面倒だから」という理由だけでなく、もちろんそれが第一なのですが、住吉会や稲川会系の組織には、国を挙げての夏季五輪大会を国家の威信にかけて成功させてやらねばならぬという強い想いもあるようなのです。

 警察と暴力団との接触が困難になっていわれているのは、わが国の暴力団が一体何丁の拳銃を保持しているのかも把握できなくなったことであり、よって国際的行事が近づけば強引に家宅捜索に入られるかもしれないという脅威を暴力団側が感じているのでしょうが、彼らには彼らの「信念」もあって、国際的行事に際して国の恥になることを構成員にはできるだけさせません。

 「日本で開催するのが世界で最も安全であり優れた結果をえられる」と全世界の人びとに知らしめたい、いわしめたいという想いは、本当に国を想えばこそであり、まず本年六月に第十四回二十カ国・地域首脳会合(G20)がわが国で初めて大阪府・大阪市にて開催されますが、これを成功させるには、私たち市民の協力こそ重要なのです。

 二十カ国も招けばキンピラもチンピラも来ますが、「日本で開催したら激しい暴動が起きて会議にならなかった」では話になりません。経験上申し上げて、国際会議に合わせた或る種の政治活動が一分でも何かに奏功した試しがないのです。先進国首脳会議(G7)の開催に対する欧米各国の極左団体の抗議活動も、やはり同じでした。

 まして国想う団体が日本での国際会議開催に抗議活動をぶつけるのは、極めて望ましくなく、(騒ぐかもしれない)極左の抗議活動がいかに滑稽であるかをこそ際立たせるべく、国想う者は静かにしてみる、というのが信義と考えます。

 私たちは、何者かに煽られて莫迦騒ぎを起こすほど阿呆になってはいない、というところを見せたいものです。

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