北朝鮮工作を倒す臨時政府
昨日記事で「千里馬民防衛の背後にある米国が金漢率氏こそを北朝鮮の正統な後継者として臨時政府のようなものでも立ち上げれば、たちまち金正恩委員長の威厳(三代目支配者としての正当性)に傷がつきます」と申したことが早速、現実のものとなりました。予告のあった重大発表の内容は、やはり米朝首脳会談をひっくり返した「これ」だったのです。
わが国の報道は、米国が不合意とした背景にドナルド・トランプ大統領の顧問弁護士だったマイケル・コーエン被告(脱税などの罪で有罪判決)の連邦議会下院公聴会証言(トランプ政権の不安定化)があったと分析していますが、その影響が全くなかったとは申せないにしても、大きな理由ではありません。
米朝首脳会談の詳細は、米国側が発表しない限り北朝鮮側が公開することはないでしょうが、まず先に退席したのはトランプ大統領です。そして、放り出された形の金正恩朝鮮労働党委員長が仏頂面でソフィテル・レジェンド・メトロポール(会談会場だったホテル)から出ていった、と。
この展開は、まさにトランプ大統領が北朝鮮にとって経済制裁以上の捨て台詞を吐いて出ていったことを意味し、北朝鮮の反応を伺っているわけですが、むろん北朝鮮はだからといってトランプ大統領を以前のように誹謗中傷するわけにはいきません。臨時政府のことには決して言及できないからです。絶対に北朝鮮人民に知られてはなりません。
よって制裁解除の議論に於いて、全面解除といったのか一部解除としかいっていないのかという枝葉末節を米朝でいい争って誤魔化しているわけです。しかしながら、そのようなことが不合意の一切の理由ではありません。
わが国も、いずれ「自由朝鮮」に改称して立ち上げられた臨時政府に対する姿勢が問われ、産經新聞社など一部がわずかに報じた程度よりもっと大きく扱わなければならない日が来ます。政府も早く腹をくくるべきです。
米朝のこの展開に、韓国の文在寅大統領(北朝鮮工作員)は昨日、ソウル特別市の光化門広場(鍾路区世宗路)で開かれた「三・一独立運動百周年記念式典」で、終始浮かない顔をしていました。本来ならもっと晴れやかな顔で対日ヘイトスピーチ(反日扇動)をする予定だったものの、精神疾患の症状が激しくなって「未来志向で親日の清算を」などと訳の分からないことをいった(直前に「未来志向」という文言を演説原稿に放り込んだ?)上に「心ここにあらず」という狼狽したような表情を隠せなかったのです。
自由朝鮮の臨時政府は、韓国保守派をも洗脳してきた北朝鮮の対日ヘイト工作を覆す潜在能力も有しています。わが国は、北朝鮮を国家として認めていません(国交がない)から、臨時政府を支持することを表明してもよいのです。
今回不合意となった結果などが正恩体制崩壊の引き金となれば、韓半島(朝鮮半島)のパラダイムシフト(劇的な変化)が起こります。わが国は、この機を正確に捉えねばならないのです。
皇紀2679年(平成31年)3月2日 2:06 PM
トランプ大統領はそのキャラクターも相まって毀誉褒貶激しいですが個人的には「いい人」に見えるし志那や朝鮮と違い他国の指導者を悪く言っても仕方がありません。ところが何故か我が国の報道に携わる面々は俗に保守派と呼ばれる方まで単に気にくわないという理由でボロクソに貶します。なぜ同じ調子で志那や朝鮮の首脳を責めないのか不思議ですがそれはさておくとしても、この臨時政府への支持を表明することは例え熱狂的な「安倍憎し」でも否定する訳にはいかないでしょう。どうせ永田町にたむろする反安倍勢力は全く使い物にならないのですから、国民レベルで速やかにこの臨時政府の救済を強く求めていくべきです。
皇紀2679年(平成31年)3月3日 9:56 AM
今の支那と北朝鮮の共産国家を作ったのは米国で、トランプ大統領が出てくるまでずっと支援してきたが、金漢率氏こそを北朝鮮の正統な後継者にしようという動きはやっと負の遺産を清算し、ロシア革命からはじまった世界共産化を終わらせることが目的なのではないかと個人敵に考えています
単に金正恩を潰すという単純な事じゃなくて、それをキッカケとした共産主義革命を終わらせ、最終的に支那を民主主義国家へ移行させるキッカケとして金漢率氏こそを北朝鮮の正統な後継者にしようという動きが出てきたのではないでしょうか
以前トランプ大統領は北朝鮮を統治しようとしていると書き込みしたことがありますが、恐らく支那も含めて、今の日本と同じように属国化し、支那朝鮮日本の三国を統治するのが目的な気がします
そのことで拉致問題が解決できる可能性が高くなるかもしれませんが、その代償として今まで以上に米国の属国化の形が濃くなる危険性も高くなると私は考えていますので、いつまでも米国頼みで拉致問題を取引の材料にされている現状は我が国の未来のためには決してよくないですし、本来であれば、北朝鮮問題は我が国が解決するべき問題です
米国にとって拉致問題はついでにすぎず、それ以上の大きな目的に向かうのは当然で、ハッキリ言って我が国と米国が見ているものは全然違います
このことを自覚しないで、ただ米国の後をついていくのは非常に危険であり、我が国の立場を明確にしていかないといつまでたっても自立できないまま、支那朝鮮と無理やり関りを持たされる関係にならないとも限りません
支那朝鮮と断交しない限り我が国の未来はないということを第一にこれから米国とどう付き合っていくべきかという選択に迫られていると考えすぎかもしれませんが私は感じています
皇紀2679年(平成31年)3月4日 8:42 AM
他のブログとは一味違った切込みと冴えた分析力には
いつも感心しております。
<臨時政府を支持することを表明してもよいのです。>
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大いに同感です。日本の立場をはっきりさせるべきです。