五輪のせいで神事やめろ?

皇紀2678年(平成30年)8月13日

東京五輪対応のため、地域の夏祭り・神輿まで自粛の可能性

さて、その2年後の真夏に迫った東京五輪ですが。色々な町会を回ってお話を聞いておりますと、どうも地元警察から(恐らく現時点では非公式レベルで)「再来年(2020年)は、夏祭り・神輿の開催を自粛してもらうことはできないか?」と打診・相談が来ているようです。

(アゴラ言論プラットフォーム)

 東京都の音喜多駿都議会議員がいっているように「まだ地域行事が『自粛要請』されることが決まったわけではありません」が、続報に注目すべき案件です。その如何によっては、承知しない事態になるかもしれません。

 神事を都合よく省いたりなくしたりするのは、本能を退化させ祭祀を見失った愚鈍な類いの所業であり、これを大いに蔓延させたのが平成でした。阪神淡路大震災に東日本大震災、西日本大水害まで引き起こした背景には、皇紀初の屈辱となる現行占領典範・憲法のまま天皇陛下に御即位賜った私たちが自然祭祀をないがしろにした顛末です。

 わが国の「要石」だったはずの神社も、愚鈍な連中の浸食を許したのか日本放送協会(NHK)と安倍内閣、ただの首相が議長の皇室会議による暴走を見逃し、今上陛下の御譲位に一切沈黙して立ち上がろうとしません。札を売って祭りを開き、カネを集めることにしか関心がない「商売神社」だらけではありませんか。世が乱れるのも無理はありません。

 よって神社の祭りがどうなろうともはや私の知ったことではありませんが、そうは申しても、これまた「商売五輪」に破壊されるのは我慢なりません。

 音喜多議員の指摘通り警察官諸氏のご苦労を想えば無理は禁物ですが、ならば東京五輪にやめてもらいなさい。せっかくの国際大会ですし、私も本当は夏季大会の競技にこそ高い関心があるためケチをつけたいわけではないのですが、多国籍企業のイヴェントと化し、既に提案した石原慎太郎元都知事の手を離れて舛添要一一応前知事や小池百合子未だ都知事に汚された大会である以上、神事をどかせてまでやることではありません。

 または古来に従って夜中に神輿を担いではいかがでしょうか。確か大國魂神社(東京都府中市)は今でもそうしているはずです。もともと商売目的で昼日中へ時間を移したのが現代の祭りですから、元へ戻せばよいのです。

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『五輪のせいで神事やめろ?』に3件のコメント

  1. 心配性@我は蛮夷なり:

    神事ではありませんが、「五輪期間中の宅配を控えろ」という話もありました。
    多方面に影響が出ていると感じます。

    五輪がらみと言えば「豊洲」もです。

    途中「環境」とは関係の無い権力闘争等でグダグダになり、モヤモヤとしたまま、移転が決まりました。
    今更「ところで豊洲は活況を呈すのか?」とか「そもそも魚市場はこれからの時代に必要なのか?」といった報道もある中、それよりも五輪期間中の「首都地震対策」の方が大事だろうと思ったりします。

    ちなみに、築地の前は、日本橋に魚河岸があったわけですが、江戸に初めて「魚市場」を開いたのは、大阪から移住してきた漁師さんたちだそうです。
    しばしば「東国」における「紀州海民の活躍」が指摘されますが、関西の漁師さん達がなぜ関東で大活躍する事になったのかを調べると面白いです。

    江戸の繁栄を象徴する―魚河岸
    https://nihombashi-tokyo.com/jp/history/245.html
    >最初に魚市場を開いたのは、江戸幕府を開いた徳川家康に従って大坂から江戸に移住した森孫右衛門一族とその配下の漁民たちだった。彼らは幕府や大名に鯛※などの御用魚を優先的に納めるかわりに、残余の魚介類の市中商いの許可を得たと言われている。

  2. きよしこ:

    もはや我が国の報道に一切の期待をしてはならないのですが、阿波踊りをめぐる市長と市民団体との対立は報じるくせに神事の削減という文字通り神をも恐れぬ所業に言及しないのはどういうことでしょうか。所詮は「社会の木鐸」とやらもスポーツ選手の生涯をカネを産む機械としか認識できない国際オリンピック委員会の連中と程度が同じだということです。会場の設営や殺人的な酷暑、あまりに粗末な都政運営の馬鹿馬鹿しさに「もうオリンピックやめよう」と、都民ならずとも多くの国民が考えているはずです。もちろん稀代の役立たずを都政のトップに立たせた我々にも責任はあります。大規模災害はもちろん、この異常な猛暑も、温暖化の一言で済まさず、罰当たりな我々に対する神々の裁きだと考える発想は、かつての我が国には存在したはずです。どこもかしこも「平成最後」を莫迦みたいに喧伝して利用して回るのではなく、せめて次の時代は穏やかで力強い時代にしようと志す契機にしてほしいものです。そんなこと願っても仕方ないことは十分承知はしていますが。

  3. miku:

    おっしゃる通りです。何というか、ここのところの異常気象と天災は、どう考えても偶然とは思えません。明らかに日本の神々の「怒り」のようなものを感じます。もはや、大和民族自体の存続が問われている、このままだと「マズイぞ?滅ぼすぞ?それでもいいか?」と問われているような気がします。反日民族のシナ朝鮮人のみならず、得体の知れない不逞外国人がウヨウヨ、、。

    こんな日本を誰が望んでいるんでしょうか?移民を入れ続ける安倍総理の罪は重いと思います。