関西生コン支部に家宅捜索
二月二十八日記事で申したように現在の大統領官邸(ホワイトハウス)と組んで外交を主導しているのは、北朝鮮攻撃の準備を進めてきた国防総省であって対話を目指してきた国務省ではありません。予算を削減された国務省内の不満は、最終的にレックス・ティラーソン国務長官の解任という形でドナルド・トランプ大統領によって炙りだされるのが順当です。
噂通りに事が進んだのも、その米朝対話が決して国務省主導では提案されなかったことからも理由が明解で、中央情報局(CIA)のマイク・ポンペオ長官が後任というのも、既に情報が出回っていました。米国系ニュースサイトなどで目にされていた方もおられるでしょう。
さて、表題の件。そんな北朝鮮情勢が揺らぐたびに対日ヘイトスピーチ(反日)活動家たちがうごめくわが国にあって、大阪府警察と奈良県警察の合同捜査で、連帯ユニオン関西地区生コン支部(大阪市西区)に十三日、家宅捜索が入りました。
そこは「自称・極左」の対日ヘイト暴力集団の巣ですから、当然奈良県警が機動隊を出しましたが、同時に彼らは社民党や、民進党から立憲民主党へ移った政治家たちの支持組織です。
容疑は、社民党の福島瑞穂参議院議員自らが極めて積極的に応援していた同労働組合の活動家がエム・ケイ運輸(奈良県大和郡山市)を脅迫していた通称「MK運輸事件」関連ですが、奇しくも学校法人森友学園をめぐる財務省のインチキ事件が再度騒動になった今、本人が「デマ」といい張った立憲民主党の辻元清美衆議院議員と同労組との関係から、豊中市の(森友とは別の)国有地売却に関する疑惑まで出る端緒になればよいでしょう。
森友の話が「矮小なことで大騒ぎしていた」と恥ずかしくなるほど酷い話(森友に踏み込んだ破壊活動家みたいな人物は誰だったか、野田中央公園用地が国庫負担を含めてもたったの約二千万円で購入できたのは誰の口利きか、豊中市の給食センター用地が埋設物撤去に約十四億三千万円と試算されたのは誰の口利きだったかなど)が転がっているのです。
皇紀2678年(平成30年)3月15日 7:28 AM
私は詳しく存じませんが、地元の事情に詳しい大阪の人々は、「森友問題」そのものを白けた目で見ているという意見もありました。
一方で、籠池氏は、辻元氏と激しく対立していましたが、現在は共闘しているように見えますので、籠池氏本人も、もはや辻元氏には関心が殆ど無いのかも知れませんね。
それにしても、お人好しなだけの総理夫人とその夫を「黒幕」に仕立て上げるには、いささか無理があると感じていました。
「黒幕」にしては、あまりにも屈託がなく、頭が悪過ぎると思っていました。
皇紀2678年(平成30年)3月16日 8:01 AM
関西生コンの話はテレビでも新聞でも全く報道されていませんね。どこかで報じられたんでしょうか。
報じられないなら、彼らにとって、なんということもないのではないでしょうか。