日教組のせい?有識者まで

皇紀2676年(平成28年)12月2日

 http://www.sankei.com/life/news/161130/lif161130……
 ▲産經新聞:組合費の私的流用疑惑報じられた日教組委員長の岡本泰良氏が辞任 減給処分も

 日本教職員組合(日教組)は、公立施設に事務所を構えておきながら家賃・光熱水費を自治体に負担(市民の血税を流用)させるのは平気で、自分たちで集めたカネを委員長が私的に流用すると組織内で処罰するようです。

 もし処罰に関する「常識」があるのなら公金を組合に流用させることも直ちに是正しなければなりません。その重大な過ちを指摘し、文部科学省に指導を入れさせた私たちに向かって因縁をつけ、罰金を払わせるよう持ち込んだ日教組の何と汚らわしいことでしょう。

 本当に最低の「日本人差別(反日)」組織です。

 http://www.sankei.com/politics/news/161130/plt161130……
 ▲産經新聞:【天皇陛下譲位】陛下のご意向尊重か? それとも皇室制度の継続性重視か? 有識者会議の意見集約難しく

 私たちに対して施された「占領統治教育」では、個人の理性と意思と心情が第一であり、すなわち唯物的な共産主義の思想を植えつけられるようなもので、もはや自分の見ぬ先祖たちの営みなどなかったことにされてしまいます。

 何度でも申しますが天皇陛下の御存在は、皇統そのものであり、連綿と続いてきたことにこそ何者も不可侵の意義があるのです。

 わが国は、例えば北朝鮮のような体制ではありません。時代の権力者への個人崇拝ではなく、今上陛下にあらせられては百二十五代も続いた祭祀を司られる世界唯一にして最古の皇統に対する畏敬の念があるのみです。

 よって今上陛下の御意向が尊重されるのではなく皇統が尊重されるのであって、これほど明白な真実にすら気がつかない「有識者」の意見ほど無価値なものはありません。

 失礼ながら京都産業大学の所功名誉教授も日本大学の百地章教授も、大変立派な学者でいらっしゃることを前提としてもあまりに占領統治教育にご自身が毒されていたか、或いは毒された多くの国民が発露する心情に迎合したとしか思えないのです。学者が大衆迎合して真実を見失ってはいけません。

 こうなりますともはや私たち大衆のほうがよほどしっかりしていなければならないのです。

 政府が難問対処の「言い訳」に設置した程度の会議ですが、天皇陛下の御公務について、宮中祭祀と国事行為以外はそれに当たらず、他のことを皇太子徳仁親王殿下に引き継いでいただき、皇統を維持していくという見解に落ち着くよう私たちが見守ってまいりましょう。

 有識者会議に現れた或る偉そうな御仁が「(御高齢でも天皇陛下の御譲位を認めないというのは)情がなさすぎるんじゃないか」などと寝とぼけたことを言いましたが、そのような問題ではないことを私たち国民が認識しなければ、改めてわが国の「有識者」は全く当てにならないことが露呈しました。

 そのような連中だけで決められるようなものでないのが皇統です。安倍晋三首相にもはっきりと分かっておいてもらわねばなりません。

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『日教組のせい?有識者まで』に4件のコメント

  1. 心配性:

    愛子様が学校を長期にお休みになられていた頃、一部メディアが、愛子様が激痩せされた、摂食障害か?と勘繰った報道をしていました。
    確かに、お誕生日のお写真・映像、いずれも、かなりお痩せになられて見えました。

    これに関しては一切ノーコメントとさせていただきますが、「むしろ可愛くなられた。ぜひ天皇になって欲しい。自信を持って・・・」と体調不良に苦しまれていた方に対して、「善意」のつもりかも知れませんが、妙なプレッシャーをかける方々が散見され、困ったものだと感じます。

    例え愛子様ご本人やそのご家族が「女性天皇」に全く興味が無い場合でも、国際的な「男女平等ランキング」のランクを上げる為や、国連の女子差別撤廃委員会に認めてもらう為や、NYTやガーディアンに「日本の皇室もイギリスやオランダ並に近代化した。我々の価値観に近くなった。」と褒めてもらう為に、未成年の、一人っ子の女の子に妙なプレッシャーをかけて潰してしまう事があるとしたら、それが人道的かどうかも考えて欲しいですね。

  2. 翠子:

    >天皇陛下の御公務について、宮中祭祀と国事行為以外はそれに当たらず、他のことを皇太子徳仁親王殿下に引き継いでいただき、皇統を維持していく

    仰る通りです。陛下は、お疲れになられたとの割には、鑑賞や被災地訪問が多く、それらは削るかほかの皇族に譲られるかして、祭祀、国事行為のみに留め、後はお休みになって頂きたいと思います。

  3. matu:

    >今上陛下の御意向が尊重されるのではなく皇統が尊重される・・

    なぜこのような対比的な表現になるのか疑問です。
    陛下のご意向に沿う事がすなわち皇統の安定的維持になるのだと思います。
    今上陛下が私的なご意見を表明されるはずはなく、
    そのように(高齢のためにと)装いながら
    皇統維持のために公的な結果を求めておられるのだと拝察いたします。
    皇太子殿下が天皇になられたとき、さて次の皇太子はどうなるのか
    秋篠宮の若宮様が天皇になられる道筋をお確かめになりたいのではないでしょうか。
    現下の法体系のなかに、その道筋がみつけられないから(秋篠宮様は皇太子とならない)
    御表明があったのではないでしょうか。
    どうか、ご意向と皇統維持が対立するかのような表現はおやめくださいますよう
    お願い致します。

    皇室はこの二千六百年・・のなかで最も厳しい危機的なお状況にあるのではないでしょうか。
    占領憲法下の優等生公務員(宮内庁職員や官僚、政治家)に囲まれ、
    御心の自由な表現さえできません。だから直接国民に向かわれたのではないでしょうか。
    今の皇室制度は(明治のものよりもっと)皇室を縛るような形となっています。
    将来は消滅するように謀られているのです。それを
    陛下はそのままにして去ってしまわれることに耐えられないのではないでしょうか。

  4. 遠藤 健太郎:

    皆さん、いつも貴重なご意見を賜りありがとうございます。

    matu様
     恐れながら申します。私は、絶対にこの表現をやめません。多くの誤解が解けるまでは。有識者をはじめ、あまりにも多くの方がたが(matu様は違うでしょうが)とんでもない思い違いをされておられるのです。このぐらいの表現をしなければ、極端に申して皇統が維持されません。

     上智大学の渡部昇一名誉教授が私とほぼ同じ意見を述べたのち、やはり「天皇陛下を崇拝する保守派のくせに、いざ自分と違う意見を天皇陛下が語ると途端に言うことを聞かなくなるのか」などと的外れな非難を一部(主に反日派)から浴びました。これは、今上陛下が「個人」という御言葉を玉音放送で御使いになったこととも関係してくるでしょう。

     仮に(私はそのような玉音放送だったとは一言も申していませんが)今上陛下が皇統維持に混乱を招くような御意向を述べられれば、それは(敢えて申しますが)皇統の維持とは対立します。今後そのようなことが起きるとも起きないとも申せません。少なくとも現段階に於いて、そのような混乱が生じ始めていることだけは、残念ながら間違いがないのです。matu様の危惧されている通り非常に危険な状態にあります。

     また、今上陛下の御考えをあれこれと想像で話すのもいけません。私たちは、御言葉をそのまま受け取ります。そのことにも留意してください。