中国も北朝鮮も撃ってくる

皇紀2676年(平成28年)9月13日

 http://www.sankei.com/economy/news/160912/ecn160912……
 ▲産經新聞:「中国人観光客戻って!」台湾で観光業者ら1万人超が初めてのデモ 独立志向の蔡政権のせい?

 九日記事で、いわゆる「中共人観光客による爆買い」を惜しむだけの日本經濟新聞社記事に呆れたばかりですが、台湾では十二日、中共人観光客に戻ってほしいとし、民主進歩党の蔡英文政権による対中政策が観光客減少の原因と訴えるデモが起きました。

 デモを主導した複数の組合は、六月二十七日記事でも申したように国民党の影響下にある連中でしょう。これほど国民党の「屈中」政策と全く同じ主張もありません。

 内需がほぼ死んだようになって失速した中共経済を回復させようと北京政府がとった方針は、例えば上海ディズニーランドを見ても分かる通り「富裕層を海外へ出さず国内で消費させる」というものであり、ついでに「海外から観光客に来てもらう必要もなし」というものでした。

 だから中共人観光客が減ったのです。自然災害などでわが国は常に大変な思いをしていますが、それでも日本も台湾も魅力を失ったわけではありません。中共に隷属しようとする以外の人たちは、国民党の手先がデモをしている間に、他の国や地域から観光客を呼び込むための努力をしていることでしょう。

 http://www.sankei.com/politics/news/160912/plt160912……
 ▲産經新聞:【台風10号】民進・安住国対委員長にまさかのブーメラン 「災害地視察に革靴の議員はいない」→岡田代表、枝野幹事長が革靴で熊本地震被災地へ

 その自然災害地の視察を巡り、務台俊介内閣府政務官が職員におんぶされて水たまりを渡ったのは、確かにまずかったのですが、これを「大問題だ」「国会で追及する」と息巻く民進党は、もはや救いようがありません。

 これほど小さなことに大騒ぎしている状況ではないのです。またぞろ申しますが中共は、一旦米国との戦争を回避したようなそぶりを見せながらも沖縄県石垣市尖閣諸島からわが国を侵略する準備にかかっています。もはや周辺海域警備の海上保安官が身柄を拘束され、中共で裁かれるかもしれないのです。

 また、北朝鮮は、いよいよ核弾頭を搭載した弾道弾を日米に向けて撃ち込むことを可能にしつつあり、いきなり米本土に撃たないにせよ、わざわざ何人もの日本国民を選りすぐって拉致した北朝鮮がまず脅迫的にわが国へ撃ち込む可能性を否定できません。

 それでも現行憲法(占領憲法)の問題を解決できない国会など、命を狙われている私たち国民にとって無用の長物でしかないのです。

 まもなく米民主党のバラク・オバマ政権が終わり、仮にヒラリー・クリントン政権へ引き継がれたとしても四年もたない(大統領死亡の空白が生じる)かもしれず、米国に依存するだけでは、東亜の大乱を抑え込めません。

 少なからず安倍晋三首相も含めてわが国の国会議員には、危機感がなさすぎるのです。

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『中国も北朝鮮も撃ってくる』に1件のコメント

  1. 心配性:

    あらぬ方向へと発展しつつある蓮舫氏の問題が、日台関係に暗い影を落とさなければよいが、と思います。

    人種差別的な欧米メディアや日本の左派新聞などが、国籍問題を「ハーフ差別」「排外主義」「病的な純血主義」と喧伝する事は、日本に関する誤ったイメージを世界に広めるのみならず、日台関係を悪いものにしかねません。

    「ネットの怖さを痛感した」蓮舫氏「二重国籍」騒動を語る 【単独インタビュー】
    http://www.huffingtonpost.jp/2016/09/12/renho-interview_n_11971430.html

    タレントやスポーツ選手が重国籍でも構わないと思っています。
    政治家の場合は(略)

    関係ありませんが、若い頃の蓮舫氏の中国語の発音が悪くて少し驚きました。
    中国語をズラズラ読み上げるだけなら、私の方が上手いかも知れません。
    「発音だけなら、中国のアナウンサー並みに綺麗だね」とよく虐められます(爆)