プーチン氏の敵は日本の敵

皇紀2675年(平成27年)4月22日

 http://www.sankei.com/world/news/150420/wor150420……
 ▲産經新聞:「大統領として働くのは好きじゃない」プーチン氏

 この産經新聞社記事は共同通信社の配信ですが、重要な部分は「ソ連崩壊後、勢力を拡大して政治に介入していた新興財閥をめぐっては、大統領就任直後に財閥グループがやって来て『あなたが大統領ではないことは分かっているでしょうね。国を動かすのはわれわれだ』と言われたと明らかにしたという。これに対しプーチン氏は『じゃあどうなるか見てみましょうか』と応じた」というところです。

 私が二月二十七日記事で申した「露国がわが国に発した見逃してはならないサイン」の根拠である「グローバリズム(多国籍企業による世界支配)への勝利」を、ウラジーミル・プーチン大統領自らが語りました。

 エリツィン政権で猛威を振るった新興財閥(オリガルヒ)の正体は、実のところソヴィエト連邦時代から築かれたもので、ロゴヴァス・グループのボリス・ベレゾフスキー氏やモスト・グループのウラジーミル・グシンスキー氏のようなユダヤ人たちによるものだったのです。

 共産主義と闘って勝った露国人は、次に新自由主義からの襲撃を受け、もしもプーチン氏が大統領にならなければ今ごろ敗北を喫していたでしょう。プーチン大統領が「好きじゃない」大統領職に就き続け「母なるロシア」を取り戻そうとしているのは、このようなグローバリズムの侵略から自国を守り抜きたい一心なのです。

 小泉純一郎元首相がまったくプーチン大統領の相手にならなかったのは、もちろんプーチン大統領のほうが小泉首相を相手にしなかったからで、安倍晋三首相も危ういとはにらみつつ、ゆえに何度もサインを送っています。日本は乗っ取られてもよいのか、と。

 プーチン政権と果たす日露講和の意味は、北朝鮮問題とも絡んで幾重にもわが国にとって大きいのです。

スポンサードリンク

『プーチン氏の敵は日本の敵』に2件のコメント

  1. きらきら:

    お願いがあります。中国の呼び名は”中共”が正解です。

    中共と呼ぶことを拡散してください。
    戦勝国の中華民国のなりすましです。

    中共は、戦勝国中華民国の敵です。

    「中共は、戦勝国の顔するのは止めろ!」

    プーチンは日本の味方です。
    世界を支配している連中と戦っているプーチン
    世界で一番勇気がある人物です。

  2. 菊池 晃:

    全く同感。
    プーチンのロシアを正しく評価する所謂西側のメディア、ブログは暁の星の数ほど少ない。
    ところで、ロシアと共産主義とユダヤ人の関連で遠慮ない論評をYouTube上で展開している
    元ユダヤ人がいる。
    https://www.youtube.com/user/zionget
    目からうろこが落ちます。