ギリシャよ、中韓に習うな
http://www.sankei.com/affairs/news/150211/afr150211……
▲産經新聞:「天皇制反対」デモ中、警察官に暴行 氏名不詳の女逮捕
紀元節(建国記念の日)には「つきもの」のように、「天皇制」という存在しない制度に反対するという政治行動(※注)が見られますが、一体何があったのでしょうか。(※=わが国には、今や世界唯一の皇室はあっても「天皇制」はない)
街頭で人人の共感を求めて訴える行動では、警察による交通整理が大変で、紀元節は決して右派の行事などではありませんが、祝賀中の人たちと先述のような者たちが鉢合わせしないよう調整に翻弄するのは警察です。
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http://www.sankei.com/world/news/150212/wor150212……
▲産經新聞:ギリシャ、ナチス占領の賠償請求を検討 ドイツは「解決済み」と反発
独国が「解決済み」とする第二次世界大戦後賠償は、平成二年調印の「独最終規定条約」に基づきますが、かつて占領期は現物没収による賠償、東西分裂後は西独が一部金銭の賠償を関係国と取り決めたものの、東独は一切これを拒否しました。
中韓がわが国を貶めるためによく使う「独国はきちんと賠償(謝罪)したのに」という台詞は、ことほど左様に不正確で、ゆえに独政府は、特に繰り返しこれを口にする韓国政府に対して不快感を示しています。東独育ちのアンゲラ・メルケル首相に対する訪独時の朴槿恵大統領の態度は、不躾でさえありました。
それでも国際法上、独国のいわゆる「戦後謝罪」は終了しています。ギリシャ(希国)が少し前から独国に請求をちらつかせるようになったのは、明らかに自国の財政危機とユーロ問題との関連で、以前にも申しましたが、伊国の新聞社などでも「第四帝国」呼ばわりされる独メルケル政権主導のユーロ圏建て直しに対する不満の表れでしかありません。
ユーロ経済をかろうじて牽引する独国が請求に応じることはなく、また応じるべきでないのです。