中共が言われたくない歴史

皇紀2675年(平成27年)2月4日

 http://www.sankei.com/world/news/150203/wor150203……
 ▲産經新聞:台湾、抗日戦の主役は「中華民国軍だ」 中国共産党に「歴史に向き合え」
 http://www.sankei.com/world/news/150203/wor150203……
 ▲産經新聞:孤立深まる朴槿恵氏…与党トップが異例の批判 支持率ダウン、距離置く議員たち

 かつて大日本帝國が国際法上有効な条約の締結によって統治を任された台湾と朝鮮半島(旧大韓帝國)について、「台湾人は素直だったが朝鮮人は最初から最後まで反抗的だった」と論評した方がおられたので、私は「それは違います」と申したことがありました。

 日清戦争に勝利したわが国は、下関条約により割譲された台湾で幾度も抗日戦に巻き込まれ、多くの先人たちが台湾人に殺されています。一方、わが国が日清戦争に勝ったからこそ、当時の大韓帝國は清から完全な独立を果たしました。

 そして、のちに日韓併合条約でわが国の統治下に入った朝鮮半島では、確かに抗日運動はあったものの、大した抗日戦など起きなかったことが判明しています。

 しかし、その後の台湾と朝鮮の明暗は、それぞれ約五十年と約三十五年の日本統治の年数によって分かれました。二世代に及んで日本の教育や社会整備を受けることのできた台湾は大東亜戦争後、中華民国・国民党に逃げ込んでこられた混乱はあったものの順調に成長し、一世代がやっとだった朝鮮は、南北を分断する冷戦の草刈場となって今なお不安定なままです。

 中共は、本年を「抗日七十年」などと定めて人民を煽り、国際社会を巻き込んでいく予定ですが、台湾国防部の報道官が指摘した歴史的事実は、まさに中共にとって不都合な真実であり、中共に同調する韓国が「抗日」を謳う資格などありません。

 なぜなら何度でも申しますが、当時の朝鮮は大日本帝國であり、抗日を掲げて本当に戦っていた中華民国・国民党を倒そうとした側だったからです。

 これほど脆い「抗日キャンペーン」は、簡単に覆らなければなりません。日台がそれぞれに真実を述べれば、中共が連合国(俗称=国際連合)の常任理事国であることも不適切だと分かり、台湾の真の独立についても大いに議論されることになるのです。

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