ご遺骨、海自艦で帰還す
http://www.sankei.com/west/news/141024/wst141024……
▲産經新聞:70年の時を経て「堂々」初の艦隊帰還…「ガダルカナル戦没者遺骨」かつては飛行機の貨物室だった
大東亜戦争中のガダルカナル島での玉砕戦(対英米豪新)で、昨年夏以降に収容された百三十七人のご遺骨が二十四日午前、東京都中央区の晴海埠頭に帰還されました。
彼らを乗せてきたのは、産經新聞社記事に詳細を加えますと、海上自衛隊の練習艦「かしま」(直轄艦)をはじめとする練習艦隊です。
実は海自は、九月十九日から厚生労働省との協力でご遺骨収集帰還事業に参加していました。産經記事にもあるように、これまでのご遺骨は、飛行機の貨物室に乗せられてきたのですから、海自の艦艇が初めて乗せ帰ってきてくれたことは、感謝に絶えません。
その船首には、単に「3508(正確にはTV-3508)」としか書かれていませんが、大日本帝國海軍の戦艦「鹿島」から引き継がれた名を冠しています。
このような話をしますと、「戦争を美化している」などと批判する人がいますが、靖國神社のことと併せてよくお考えいただきたいのです。
敢えて申しますが、いわゆる「赤紙」一枚で戦場に行け、と国民に命じた政府の方針により、彼らは尊い犠牲を払われました。その彼らの犠牲に対してのみ、どうしてそう冷たくなれるでしょうか。
現世私たちは、辛かったに違いない先人たちに思いを寄せながら衷心より感謝申し上げ、現行政府は、政治家・官僚全員で頭を下げてしかるべきなのです。それを否定するなら、国民の生命を何だと思っているのか、と。
ですから、英霊を選別して合祀したままの靖國神社に問題があることを前提としても、先人たちの御霊に頭を下げようともしない、国民の生命を軽んじるような政治家や文化人らに、平和や人権を語らせてはいけないのです。
ご遺骨の帰還を特別に扱うのは、そうした私たち自身の歴史と正しく向き合う機会でもあります。隠蔽や捏造、歪曲によって修正された歴史しか知らない現世国民ばかりとなり果てた地に帰還された先人たちは、一体何を思われるでしょうか。
皇紀2674年(平成26年)10月26日 2:28 AM
インドネシアに駐在している者です。ジャカルタに寄港した際、子供と一緒に試乗しました。
赤道直下の南国の太陽の下、甲板におられた自衛官の日焼けした爽やかな笑顔が頼もしかったです。
ソマリア沖の海賊退治に行かれた自衛官とも会話出来、感激しました。
世界半周の長旅だったそうです。ご遺骨の事は知りませんでした。ありがたいですね。