ヘイトスピーチ規制へ

皇紀2674年(平成26年)8月17日

 http://www.yomiuri.co.jp/politics/20140815-OYT1T50028.html
 ▲讀賣新聞:ヘイトスピーチ規制へ自民、議員立法を検討

 民族間の憎悪を煽るいわゆる「ヘイトスピーチ」の規制について、各社の報じ方におかしな点が二つあります。

 まず一つは、訪韓したばかりの東京都の舛添要一知事が安倍晋三首相に要請して事が動き始めたように書かれていますが、安倍首相は都知事訪韓以前から規制すべきか模索していました。

 もう一つは、ヘイトスピーチを「在日韓国・朝鮮人への侮蔑的差別を煽るもの」と限定している点です。このままでは、自民党内に設置されるプロジェクトチーム(PT)も、同様の民族的偏向をもって議論が終始するでしょう。

 結論から申しますと、私はヘイトスピーチの規制に反対しません。ただし、慌てて汚いものに蓋をする、或いは国家三権が国民の思考に介入することは、原則として許されないため、必ず権力側に守らせるべき条件があります。

 舛添都知事は、何かと「東京五輪までに」「恥ずかしい」などと言っていますが、米国にも規制する法はありません。憲法が保障する言論・表現の自由に抵触する恐れがあるからです。

 ヘイトスピーチも自由なものかどうかはともかく、対象を仮にも在日韓国・朝鮮人に特定するような規制は、法務省が成立を目論んできた人権委員会設置法案(旧人権擁護法案)と同種の危険性をもたらします。

 占領憲法(日本国憲法)有効論に従えば、連合国(俗称=国際連合)自由権規約委員会の勧告に従わざるを得ず、どうしても規制するというのであれば、私たち日本人に対するヘイトスピーチも含めてすべて規制していただきたいのです。

 対象を特定しないことが絶対条件であり、自民党での議論はまさにこれからですから、私は高市早苗政務調査会長らへの提言に「反日言動の規制」を盛り込みます。ご協力ください。

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『ヘイトスピーチ規制へ』に8件のコメント

  1. さんぴんキャンプはry:

    >私たち日本人に対するヘイトスピーチも含めてすべて規制していただきたいのです。

    この願望こそが最も危険であり、愚かだと思う
    『在日韓国人への』とわざわざ限定付きで正式に審議会の創設が発表された事実を軽視しすぎている

    ヘイトスピーチ規制法案自体を反対し阻止する
    選択肢はこの一択以外ないんです

    >結論から申しますと、私はヘイトスピーチの規制に反対しません。

    この言説、この時点で、在日朝鮮人やサヨク反日勢力の術中思惑に完璧にハマってるわけです
    態度がひ弱、知的困窮ここに極まり現状認知力ゼロとしか言いようがありません

    在日朝鮮人限定の保護策が発表される事態に対して、
    それを逆手に取り、在日朝鮮人からの日本人ヘイト取り締まり策を実現できないか?など、どんなお花畑なんだろうか
    呆れてものが言えない
    あらゆるブログのコメント欄で、あなたと同様の態度を散見しました

  2. まいこ:

    この件で遠藤先生のご意見を知りたかったです。
    またものすごく含みがある文章になってますね。
    こういう時は行間から漂う本意をさぐりたくなります。「反対しません」に始まったところから怒涛のようにo(^o^)o
    反対派の別動援護射撃隊になるおつもりですね。
    線引き論に持ち込んで規制を断念させる方法に賛同します!!

  3. 大日本愛国:

    真っ向から反対しても、在特のいうことにされて聞いてももらえないでしょうね。こういう撹乱作戦みたいなののほうが大好物です。求める規制表現を羅列してるうちに、必ず憲法違反にぶち当たる。ザマァだ!

  4. カズ:

    「国連自由権規約委員会は日本政府に何を求めたか」で検索してください。

  5. さんぴんキャンプはry:

    コメントはありません
    ではないでしょう

    投稿したコメントを消されましたが
    ズボシだったのでしょうね

  6. 遠藤 健太郎:

     皆様よりご意見を賜り、ありがとうございます。

     さて、さんぴんキャンプはry様よりいただきましたご指摘にお答えします。
     まいこ様や大日本愛国様から頂戴した書き込みを拝読し、安心しました。と申しますのも、いつもの私の書き方から主旨をきちんとお読みいただけたようです。しかし、この記事だけをお読みになった方には、当然不親切な内容だったと思います。まずは、そのために不快な思いをされたであろう貴殿にお詫びを申し上げます。

     私は、この件について、もちろん反対派のご活躍を前提にしています。その上で、賛成派の論理だけで事が進むのを阻止する方法として、それは決して一つの道しかないわけではなく、人権や自由権の観点から、ヘイトスピーチの定義を求めるにあたり、連合国自由権規約委員会に「対日本人ヘイトスピーチの実態」を知らせ、断罪の対象にさせるところまで視野に入れました。
     
     そのようなことは不可能であり、また無駄であると断じるのも軽率で、中韓ロビーは日本の「人権派弁護士」らと共闘して、瑞国ジュネーヴでそれをやってのけたのです。現時点で、政府・自民党にそのような展望はなく、しかしながら「反日工作」に屈している場合ではありません。

     実際に陳情書面を作る際、ヘイトスピーチの対象例を挙げ始めますと、やはり「国家三権が国民の思考に介入すること」になり、議論が極めて難しいものになるのは容易に想像できます。また、簡単に議論が終了してしまわないよう、あらゆる角度から攻めておかなければならないのです。

     そのためにも、貴殿は「真っ向から反対すべき」とのご意見と拝察しますので、そのとおりになさってください。私のような者が申すことではありませんが、許されるならば、エールを贈らせてください。私は別の角度から攻め、貴殿ら反対派を側面支援します。幸い、私は在日特権を許さない会とは関係のない人間なので、さまざまな立場の人から、結局は「規制できない」或いは「在日韓国・朝鮮人こそが対日ヘイトスピーチをやっている」とする結論に至る意見が出ることを、政府・自民党に分かっていただかなければならないのです。

     十八日中はブログにアクセスしておらず(十八日記事は十七日記事と一体で書き上げ、自動配信させたものであるため)、コメント認証手続きが遅れましたことにも、重ねてお詫びします。このようなことがこれまでもこれからも、たびたびありますことを何卒ご了承くださいませ。

  7. まいこ:

    さんぴん何とかさん
    ちょっと失礼じゃないですか?脊髄反射みたいな的外れな書き込み2回もしといて
    遠藤先生の丁寧すぎるくらいのお返事には逃亡って・・
    あなたこそズボシでしょ
    反対派の浅知恵じゃダメってことがよくわかりました。

  8. 五代:

    “賛成します”じゃなくて”反対しません”という書き方から感じとるものは簡単にあるがね。そんなに判りにくいものかね。在日に限定という報道になってるという反論から判るのは、真っ向から反対すべきとしかいわぬ人たちにはメディアリテラシーもないということ。ここまで説明されないと判らないような人たちに規制を阻止することはできないだろう。ブログ主が非常に冷静な人物であることに救われただけ。自分はブログ主の手法も一手として賛成する。