小笠原諸島を守れ!

皇紀2673年(平成25年)11月23日

 本日は勤労感謝の日ですが、そもそも新嘗祭です。五穀の収穫に感謝する祭祀が、占領憲法(日本国憲法)の施行と共に連合国軍による占領統治で意図的にかき消され、姿を変えさせられました。

 新米を食し、自然の恵みと、一年の勤労を農家の皆様方に感謝申し上げます。

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 http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php……
 ▲ナショナル・ジオグラフィック:小笠原諸島、西之島沖に“新島”

 海上保安庁は二十日午後、東京都小笠原村(小笠原諸島)西之島の南南東約五百メートルの海上に新たな島が出来ているのを確認しました。四十年ぶりのことです。

 これが島として安定するには、溶岩流の発生が鍵となります。溶岩流によって表面が硬く覆われれば、火山(二つの火口)を有する新しい島として命名され、わが国の領海を少し広げるでしょう。

 中共共産党の人民解放軍海軍は、沖縄県石垣市尖閣諸島のみならず、東京都小笠原諸島にも侵略の触手を伸ばそうとしています。北京政府がことあるごとに同村沖ノ鳥島を「岩に過ぎない」などと言い張るのは、太平洋の覇権掌握の障害となるわが国の存在を少しでも矮小化したい欲望に駆られてのことです。

 今回、海保が状況を逐次確認しており、東京都小笠原村の行政区内であることを宣言する必要が、すなわち島として定着するのを確認すれば、可及的速やかに手続きを進めなければなりません。

 防衛省・自衛隊は目下、島嶼防衛に全力を尽くす方針に転じ始めています。ならば海上自衛隊は護衛艦よりも航続距離の長い艦船を導入すべきであり、陸上自衛隊は水陸両用車を揃えるべきです。

 今月四日の講演でも申しましたが、自衛隊は島嶼防衛の装備に欠陥があり、政治は占領憲法の有効状態によって事実上機能していません。しかし、日米の防衛当局は既に朝鮮半島を見捨てたのであり、つまりわが国が太平洋防衛の最前線に立っているのです。

 この自覚が私たちにもなければなりません。東亜の平和と安定を実現するには、武力による侵略という手段をどの国にも取らせないようわが国が努力することです。

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