こんな政府こそ「敵国」だ

皇紀2672年(平成24年)10月20日

 本日は皇后陛下御生誕の日です。心より御祝詞を申し上げます。

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 http://sankei.jp.msn.com/world/news/121019/kor121019……
 ▲産経新聞:安保理入りの韓国、竹島や慰安婦問題「妥協はありえない」

 未だに第二次世界大戦時の連合国(俗称=国際連合)の組織に関することなど本来それほど重要ではありませんが、安全保障理事会非常任理事国の選挙において、一部情報では野田民主党内閣の方針でわが国が韓国に投票したというのです。

 島根県隠岐郡隠岐の島町竹島を巡って発生した問題はあくまで日韓二国間の問題ですから、これに絡めて最初から連合国を舞台に韓国との一切の交渉を拒否する必要はありませんが、投票を指示したのなら玄葉光一郎外相は何か韓国から有益な「対日妥協」を引き出したのでしょうか。

 いいえ。そうではないからこその金星煥外交通商長官のこの態度です。連合国という組織では永遠に(「死文化」とされながらも)敵国扱いを受けるわが国の政府がそもそもこの組織をどう理解しているのか、そして複数の相手国から対価を引き出す外交戦争に応じる能力を占領憲法(日本国憲法)のままで果たして有するのか、という根本問題からもはや私たちが逃れられないところにきています。

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 http://www.cnn.co.jp/world/35023288.html
 ▲CNN:在日米軍、兵士の行動規制強化を検討 沖縄暴行事件受け

 沖縄県内でこれまで在日米軍兵士による暴行事件は数々発生してきましたが、彼らが逮捕されても極めて起訴率の低いことが問題でした。これがもし自衛隊員であればまったく事情は異なるでしょう。

 それでも「米軍専有基地が駄目なら自衛隊基地を」という声は上がりません。これこそいゆる「米軍出て行け運動」の無責任なところであり、主として中共人民解放軍の脅威にさらされながら防衛の手段を持たせないよう誘導する主張は県民の安全と生命、財産を危険にさらしています。

 しかし、まずもって女性が男性に強姦されるという種の犯罪は、決して手ぬるく裁かれるべきではありません。厳罰に処すべきです。まして外国人男性に日本人女性が性的に犯されたと聞いて黙っていられる日本人男性はほとんどいないでしょう。まったく仮の話として、女性たちが在日米軍を陥れるための工作員または代行人の類いであったならば話は別ですが。

 いずれにせよ、占領憲法(日本国憲法)を六十年近く有効としてきたようなわが国政府に、本来在日米軍司令部を叱る力はなく、だからこそ「基地の町」は政治的にも経済的にも振り回され続けてきました。今回の米兵夜間外出禁止令で干上がりそうな店の経営者たちは大丈夫でしょうか。

 太平洋防衛を主軸とする米国との強い連携を前提としても、在日米軍まずありきの国防論から脱却し、正々堂々と本物の憲法(大日本帝國憲法)の有効確認に基づく自国軍による国防論で沖縄県に巣食う「極左運動」を撃退したい。

 十一月十一日(日曜日)は東京日比谷野外音楽堂に集合だ!

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『こんな政府こそ「敵国」だ』に1件のコメント

  1. Kaori.T:

    ご連絡遅くなりましたが、安倍総裁のfacebookに
    靖国参拝時のインタビューについて疑問を持ったことを書き込みました。
    自民党のHPの方にもメールしました。

    わたしも新聞で記事を読んで
    「ん?安倍さん本当に(中韓と)こういう状態で、って言ったの?」
    と思っていましたから。