菅前政権が握り潰した事実
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▲47NEWS(共同通信):【最悪シナリオを封印】 菅政権「なかったことに」 大量放出1年と想定 民間原発事故調が追及
東京電力福島第一原子力発電所の事故について、民主党の菅前政権が隠蔽した事実はこれだけではありません。内閣府原子力委員会のこの指摘や、厚生労働省の東京都民にまで与える影響に関する指摘など、何もかも握りつぶしたのです。
それを公表しようとした私に対し、人質をとって脅してきたのも菅政権でした。その詳細を申すことは残念ながらできませんが、重大な事案が発生すると権力の中枢から人を遠ざける(情報を遮断する)のは、やむをえないことなのでしょうか。
他国との機密を含む外交案件であれば承知もしますが、天皇陛下と臣民の安全を脅かしかねないことは、常に率直且つ大胆に決断するのが為政者であるべきです。私たちは、それだけの者を政治家に選ばねばなりません。
事故発生直後から直訴してきたこともまったく無視されたのですが、それは「最初は大きく避難地域を設定し、調査の上徐々に解除していくほうがよい」という前提において、政令を発して放射性物質の拡散に対処するよう要請したものでした。当時ここでも何度か書いています。
しかしながら、結果としてそれまでよく知らなかった民主党議員がこれほど「人の話を聞かない」「官僚を使っても(財務官僚のいうことだけはよく聞くくせに)その官僚の話すらも聞かない」連中だと思い知っただけでした。
今改めて申しますが、国政でも地方でもいわゆる「頭でっかち」の「格好つけ」を首長や議員にしてはならないということです。私たちは間違いを正すことができます。占領憲法(日本国憲法)を「憲法」と呼び続けてきたことも、その下で「民主主義」と呼んで「よいもの」と信じてきた間違いも。さまざまな理屈を並べて諦めないでください。たちあがりましょう。