奉祝 紀元節

皇紀2672年(平成24年)2月11日

 本日は紀元節です。

 毎年申しておりますが、紀元節とは、わが国最古の外交文書と申してもよい『日本書紀』にある神武天皇御即位の日です。

 俗に、わが民族には建国の意識がないといわれますが、それは民衆による蜂起などによって国が始まったのではなく、自然と本能によって、平和的に、或いはもっと正確に申せば大和の精神によって国が興ったからであり、これこそが本来私たちの建国の意識にほかなりません。

 先人の血が流れて国が産まれるということのなかった日本の君が代は、ゆえに他国の国歌とはまるで性質の違う「国産み・国興り」の歌です。これほど生命と自然への敬虔を形に残してきた国家がありましょうか。皇室を否定する活動家たちがこれを隠避するのは、私たちの流血と死を欲する革命家だからです。

 現下の私たちの戦いは、かつて欧州や支那大陸であった皇帝の圧政とではなく、天皇陛下の祭祀を実践することにより、次々と権力の座につく革命家との戦いであり、内閣が国産み・国興りに反した政治を続けることを一刻も早くやめさせねばなりません。それが私たちの建国意識の発露なのです。

スポンサードリンク

Comments are closed.