彬子殿下、女性宮家に一言

皇紀2672年(平成24年)1月13日

 http://rocketnews24.com/2012/01/10/171051/
 ▲ロケットニュース24:民主党前議員 梶川ゆきこさんが問題発言「天皇が17歳の娘50万人を売春婦として売り飛ばした」

 このような人物が、つい最近まで民主党公認の広島県議会議員だったのです。これが民主主義の結果ならば、梶川ゆきこ前議員を笑う資格のない人が山のようにいるということでしょう。

 現に、これほどの「トンデモ」はともかく、天皇陛下を絶対権力者であると思い込み、過去に弾圧された臣民でもいるかのように誤解している人はおり、祭祀より軍事とでも言わんばかりの「自称保守派」も、天皇主権や天皇大権といった元来存在しない言葉を平気で使っています。

 梶川前議員の目もくらむような暴言、或いは教養のない者が吐いた嘘は、現下のわが国に厳然と存在する病的側面を象徴しているのです。

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 http://mainichi.jp/select/wadai/koushitsu/news/20120107……
 ▲毎日新聞:寛仁親王家長女・彬子さま 「女性宮家」早い決着を

 彬子女王殿下は、毎日新聞の単独取材に対し、宮内庁に促されるまま野田内閣が「女性宮家」の創設に手をかけたことについて、「今の議論は女性宮家を創設するかしないかになっているような気がして、そこには違和感がある」と述べられました。

 あまりにも政治的な御発言と受け取られることのないよう、彬子女王殿下は大変御気を遣われていますが、本年で2672年に及ぶ万世一系の皇統「日本」という名のわが国にあって、聞いたこともない「女性宮家」を創設すると言い出す変な政府に、違和感を御感じになられないわけがないでしょう。

 この問題では、と申しますより、皇室典範の問題、憲法の問題に於いても私はかねてより、異常な状態の継続から現世個人の理性や意志や心情によって改正等を目指すのではなく、正常な状態に一旦戻さなくてはならないと主張しており、占領憲法(日本国憲法)とその下位法に置かれた占領典範は講和発効と同時に無効のもので、正統な皇室典範と大日本帝國憲法を復原し、占領統治によって違法に臣籍降下(皇籍離脱)させられた11の宮家に皇統復帰していただくべきなのです。

 彬子女王殿下も御指摘下さったように、11宮家の皇統復帰を一切口に出さないまま「女性宮家」というのは、いとも簡単にわが国をわが国ではなくしてしまうことにさえ不感症となっているに違いありません。

 長い時間を臣民として暮らしたため「皇族には不向き」などと言うのは、旧皇族の御実情を知らないとしか思えず、例えばむろん竹田恒泰氏はもう政治的な発言を控えていただかねばなりませんが、それ以外に何の不足がありましょうか。

 いつまでも拉致監禁された家族を救い出そうともせず、犯人のもとに「食事等を差し入れられるようにする」などと論じて終わりにする莫迦はどこにもいません。その莫迦になりたければ仕方ありませんが、野田内閣の莫迦を通り越した「国家解体」の目論みを阻止するよう、皆様もお声をあげて下さい。お願いします。

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