中共漁民の違法操業に…
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111212/chn11121211……
▲産經新聞:海洋警察官が中国漁船乗組員に腹刺され死亡 取締り中にガラス片で
韓国の済州島北方にある楸子島沖で先月19日、韓国海洋警察警備艦が自国の領海内で不法操業をしていた中共漁船を拿捕したところ、仲間の中共漁船約25隻が警備艦の周りに集まって威嚇行動をしたかと思えば、今度は12日午前7時ごろ、韓国領海内の黄海上で違法操業の中共漁船を取り締まっていた海洋警察官1人が中共人乗組員に殺されました。
沖縄県石垣市尖閣諸島沖のわが国領海内でも、海上保安庁巡視船が中共漁船に当て逃げされたことは記憶に新しいですが、9月1日にも、露国の国境警備局が100隻以上もの中共漁船の違法操業に対応させられています。
韓国外交通商部は、駐韓中共大使を呼んで一応抗議していますが、自国民が殺されたにもかかわらず、政府として中共への強い抗議を表明してはいません。
本来であれば、越国が中共国家海洋局監視船に資源探査を違法に妨害された5月の件も含め、亜州各国が連携して中共政府に「遵法」を徹底させるべく抗議しなければなりませんが、わが国も韓国もまったく役に立たないのです。
越国は結局、印国との連携で中共の横暴に対抗しようとしていますが、なぜわが国が亜州の平和の安定にまるで寄与出来ないのか、いよいよ現状の根本的な問題(大日本帝國憲法の有効確認)に目を向けなければならない機にさしかかっています。
もし仮に、この件でわが国と韓国が連携出来ないとすれば、それは昭和28年2月4日に日本海上で、福岡県の漁船『第一大邦丸』が韓国海軍に無警告攻撃され、船長が死亡、違法に拿捕された船員たちがジュネーヴ条約違反の虐待を受けた過去の精算が終わっていない、すなわち韓国が島根県隠岐郡隠岐の島町竹島を未だ不法占拠し続けていることが挙げられるでしょう。
領土・領海の問題を棚上げにして「平和」を装うことが、いかに真の平和とはほど遠く、いざとなれば国家間の連携を阻害するか、いい加減に私たちは目を覚まして考え、わが国政府にすみやかな対応を訴えなければならないのです。
私はこれまで何度も複数の国会議員に直訴してまいりましたが、もうこれ以上この問題を政治運動のネタにして欲しくありません。領土問題が利権化しているのも知っています。もう本当にいい加減にしてくれ。