韓国には感謝されません…
昨日は支援総額700億ドル(約5兆3600億円)にも及ぶ新たな日韓通貨交換(スワップ)について述べましたが、何度も申してきましたように、韓国政府は通貨介入でウォン安誘導し、輸出政策を推し進めて利益を上げてきたものの、ユーロ危機で国内から投資資金が流出し始め、今度はウォン安を止められなくなったのです。
韓国は困ったときだけ同盟国に助けを求めてきます。恐らく最初は米国に泣きついたのでしょうが、中共が先日、大量にドル売りを実行したような対処法は拒まれ、拒んだ米国政府が「日本に出させる」とでも約束したのかもしれません。
それにしても野田佳彦首相の決断はあまりに唐突で、米国政府ですら驚いたでしょうが、野田民主党内閣は、政府が日本国憲法(占領憲法)を「憲法」と呼ぶ限り、実は「すべて国民」より米国政府や連合国組織(IMFや世界銀行ら)を優先せざるをえないという法の実態に、愚かしいほど極めて忠実です。
わが国が韓国政府に救済してもらわなければならないような経済状態に陥ることは、当面決してありません。財務省は増税実行のために隠したがり、メディア報道もこれに追従していますが、政府の保有する資産は膨大で、韓国とは桁が違います。それでも通貨交換に応じたのは、ただ韓国経済を救済する目的しかないのです。
http://news.kukinews.com/opinion/view.asp?page=&s……
▲国民日報(韓国語):[社説]韓国・日本通貨スワップ拡大は歓迎するが
私はいわゆる「旅行会話」程度の韓国語しか理解しませんが、堪能な方の翻訳によりますと、彼らは今回の日韓合意に(当然だが)喜ぶ一方、なぜか「日本がこれで我が国と本当に近づきたいならば、独島を自国の領土と言いはるような悪癖を捨て去るべきだ」と言っています。
先に断わった通り、わが国が韓国政府に助けてもらう必要は全くありません。今回の合意をどう歪曲して解釈しているのか知りませんが、私たちは、島根県隠岐郡隠岐の島町竹島を勝手に「独島」と呼称して「韓国領」などと強弁し、不法占拠しているような国に近づきたいなどと、それこそ全く思っていないのです。
それでも敢えて良心的に述べれば、困っている隣国に手を差し伸べることで、将来の真の友好を信じたいものですが、韓国人はわが国が差し出した手を取りながら、私たちの足を踏みつけて裏で嘲笑しようとしているではありませんか。
http://news.hankooki.com/lpage/world/201110/h2011101……
▲韓国日報(韓国語):韓国BC級戦犯出身者、日本総理に謝罪・賠償要求
この記事にある主張もそうですが、日韓併合条約下の(本来する必要のなかった)諸賠償の問題をわが国の善意で全面解決させた日韓基本条約を、韓国人の都合や感情によって「なし」にしたり「あり」にしたりされたのでは、もはや日韓間で何の約束も出来ないことになります。
在韓日本国大使館前に、元「従軍慰安婦」と自称する者を支援する団体が「日本攻撃」を意味する石碑を建てようとしていることも、まさに韓国人がわが国にカネを出させようと近づいてきながら後ろ足で砂をかけてくる現実を浮き彫りにしているのです。
この「日韓友好破壊工作」に手を貸しているのが、韓国で「反日」行動に参加した岡崎トミ子元国家公安委員長や、社民党の服部良一衆議院議員のようなわが国の政治家であり、私は彼らを批判することでこそ「日韓友好」の可能性を街頭でも講演でも訴えてきました。
こうした私の「友好の可能性」を敢えて口にする手法に対する批判を受けたことはありましたが、今までより多くの人々に韓国の「反日」の実態を知ってもらい、何をすべきかお伝えするには、恩を仇で返すことを恥と知る日本民族の民族性に語りかけねばなりません。従前の「日韓友好」が、いかに「友好ボケ」を誘うだけの真の友好には背を向けたものであったか、わが国のほうが目を覚まして思い知るべきなのです。
「反日」の実態をみんなに伝えるために……
11月6日(日曜日)13時、東京・日比谷公会堂に集合!
決起集会とデモ(15時〜)を敢行します。
登壇予定=田母神俊雄元航空幕僚長、南出喜久治辯護士、
西村眞悟元防衛政務官、戸塚宏校長、若狭和朋博士、
伊藤玲子元鎌倉市議会議員、佐藤一彦宮司、遠藤健太郎代表
是非ともご参加下さい。真実を広めるために……。
皇紀2671年(平成23年)10月21日 9:56 AM
昨日に続き、とても明快な解説だと思います。
先日、「日本は過去に4回外国から攻められたことがあるが、それに対して韓国は約2000回も攻められている。 これは、基本的に疑り深く相手を信用しない韓国人と和を尊ぶ日本民族との気質の違いの理由ではないか・・」 というお話を伺い、なるほどと思いました。
仰る通り、恩を仇で返すというモラルのなさに加えて、反日を口にすることを全く憚らないような民族であるということをしっかり認識し、「日韓友好」がいかに現実離れした発想であるか、皆が自覚すべきですね。