妄言を吐くのが仕事なのか

皇紀2671年(平成23年)9月5日

 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110903/lcl110903……
 ▲産經新聞:戦後教育は「中立」だったか

 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110903/t100153443……
 ▲NHK:防衛相“文民統制発言”で説明

 一川保夫防衛相が2日、野田佳彦首相から防衛相を拝命したことについて「素人が大事なんだよ。それが本当のシビリアンコントロール」などと発言した問題で、私はその言い訳を聞きたくて待っていました。

 すると、一川防衛相は「玄人的なことばかり言って、国民に理解してもらえると思ったら大間違いだという意味だ」と述べたのです。この発言をもって、間違いなく確実に一川防衛相は辞任すべきだと分かりました。

 自民党と創価学会による腐った政治にうんざりし、つい民主党に投票してしまった方の多くでさえ、民主党内閣のあまりの「草野球のまま国際試合に出場し、各国代表にボコボコにされた」政治に呆れ果てています。

 一川防衛相は、民主党が今まさに負っている致命傷に全く気づいていません。現下のわが国は、大震災の発生による原子力発電所事故で深く傷つき、「素人」の感覚で政治と経済を語る政治家など、もう誰も求めていないのです。

 で、このような民主党が大きな支持基盤として求めたのは、韓国民団のほか、自治労や日教組なのでした。

 彼らの支持を受けて当選した政治家が訳の分からないことを言えば、支持しているほうにも妄言癖があり、東京都内の或る女性小学校教諭が「新幹線に乗ってはいけないということを知っていますか」と生徒に切り出し、新幹線について「日本がもう一度朝鮮半島を侵略するために開発した軍人輸送兵器」と教えたというのです。

 近ごろ「日本が中国や韓国にすごく悪いことをしたと知った」などとブログやツイッターに少しでも書いた芸能人は、徹底的に非難の矢面に立たされるようになりましたが、彼らを育てたのは、このような義務教育を担当する教育公務員たちではありませんか。

 私もこれまで日教組や全教の活動ばかりしているような教育公務員による驚くべき発言の数々を聞かされてきましたが、新幹線をこのように子供たちに教えた教員がいたとは知りませんでした。この産經新聞社の記事は本当(記者の個人的体験?)なのか、とわが目を疑ったほどです。

 ともすれば、一川防衛相の発言を聞いても「親しみを感じた」と反応して平気でいられる者もいるように思えます。経済や財政を預かる大臣が「家計簿をつける感覚でやります」と発言するのも即刻辞任モノですが、そうは思わない感覚が多くの国民に広がっているのかもしれません。

 大変なことは百も承知ですが、やはり広く多くの皆様に物事の理(ことわり)を正しくご説明してまわらなければならないと心新たにし、今後も取り組んでまいります。

【9月の予定】
第6回憲法問題決起集会「新しい資源エネルギー政策の提言」
〜民主党と北朝鮮の闇をズバリ!

 と き  9月10日(土曜日)午後18時30分より
 ところ  大阪駅前第2ビル5階
      大阪市立総合生涯学習センター
 講 演  遠藤健太郎 真保研代表
      ◎参加者「政治に頼みたいことアンケート」実施予定
 主 催  真正保守政策研究所

「9.25 日本の再生と甦り」集会&デモ行進
〜野田内閣・山岡賢次担当相では拉致問題は解決しないぞ!

 と き  9月25日(日曜日)
      集会=午後13時より デモ=15時より
 ところ  奈良県文化会館
      近鉄奈良駅1番出口から東へ徒歩約5分
 登壇者  南出喜久治 辯護士、佐藤素心 吉水神社宮司
      遠藤健太郎 真保研代表 ほか
 主 催  頑張れ日本!全国行動委員会奈良本部
      救う会奈良

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『妄言を吐くのが仕事なのか』に2件のコメント

  1. 心神:

    中3の…社会の先生は、確か侵略戦争って言ってたような気がしますね。
    おまけに高校での国語の先生は、10分授業を早く切り上げて、自衛隊は違憲である事を説明してましたよ。(笑)

    私も含めてですが、戦後GHQの支配下と朝鮮戦争前後までに我が国日本で何が起こったのか、余りよく知らないと思います。

    何故、国内に朝鮮人が多いとか、今となっては支那人が多いらしいですが、外国永住権とは別に特別永住権の存在であるとか、私40歳世代ですがほとんど知らないと思ってても、よろしいんじゃないかと思います。

  2. 元気:

    こんばんは。

    >当時通っていた東京都内の小学校の女性教諭から

    この署名記事の佐藤裕介氏が通っていた学校でしょうか?
    「佐藤裕介」 って、何者ですか?

    小学校5年生のとき。
    ドラマティックに描かれていますが、その体験を裏付ける証拠はどこにあるのでしょう。
    女性教師は実在するのでしょうか。
    「産経新聞社」 というブランドを信じ、個人の小学校時代の記憶という裏づけの取れない情報が一人歩きすることが怖いと思いました。
    人を釣るエサかも知れません。

    「佐藤裕介」 で検索すると、なんだか?な書き方をされる人々もおられるようです。
    戦後教育の被害者は、間違いなく居ます。
    けれど、だからといって、多くの教師が、「新幹線は乗ってはいけない」 などと指導していたとも思えません。
    もし、そうなら、「新幹線は…」 は、突飛な教育ではなく、周知なことであるはずです。
    センセーショナルな表現ではないので、何を今さらと考えるはずです。

    産経新聞を隠れ蓑にした釣りではないのか。
    もしそうなら、釣りをさせる新聞社と攻撃されるかも知れません。
    さらには、騒げば、釣りを信じて騒ぐネトウヨと攻撃されるかも知れません。

    出所の確かでない伝聞や経験談に対しては、慎重に対応した方が良いと思いました。
    さもないと、妄言を吐く人々と言われかねない(決め付けられかねない)と思います。

    9月10日。参加できればと考えています。