日本の首相がまた辞めた
映画の筋書きによくあるのは、倒すべき敵を倒したかと思ったら、実は背後にもっと大きな敵が存在していた、というようなものがあります。例えば、ジョージ・ルーカス監督の米国映画『スターウォーズ』シリーズに於ける「諸悪の根源はダース・ベイダーかと思いきや銀河皇帝だった」といったお話しです。
鳩山由紀夫首相が2日午前、辞任しました。背後で操ってきた小沢一郎幹事長も辞任で、民主党執行部は総入れ替えになります。緊急に開かれた党両院議員総会で鳩山首相が語った口ぶりから、鳩山首相が小沢幹事長を道連れにしたという感じですが、本当にそうでしょうか。(画像は産經新聞社配信)
民主党は、何かにつけて自民党が1年単位で首相を交代させてきたことを批判してきました。確かに、最後の麻生太郎首相は、メディア各社による誹謗中傷の中にあっても腹をくくって選挙に臨まれた結果だったとしても、安倍晋三・福田康夫両首相は、結果として自民党清和会の中で政権のたらい回しをやったという印象は否めません。
しかし、鳩山首相はわずか8ヶ月しかもちませんでした。これは、非自民政権誕生の期待を担った細川護煕首相とほぼ同じです。その無責任ぶりと何が違っていたというのでしょうか。
私は昨日記事で「たとえ鳩山首相を近日中に辞めさせてそれで済むという問題ではありません」と書きましたが、参議院議員選挙を直前に控え、皆様そうは思われませんか?
いざとなれば政権交代劇を支えなかった民主党議員たち、ことに改選組の輿石東党参議院議員会長のいわゆる裏切りは、この「自民党の劣化版政党」の性質を如実に表しています。意外にも、社民党の福島みずほ党首の行為が決定打となり、それを嫌悪した元社会党・社民党の日教組出身議員が諸悪の根源かもしれません。
面白可笑しく脚本を書くなら、真の諸悪の根源は米ホワイトハウスだったりして……。なぜなら、占領憲法をそのままに、未だ米軍に守られることを甘受するような政府ですからね、日本政府は。首相退陣の1つの言い訳になったのが、普天間飛行場移設問題というのは、あまりにも象徴的でした。
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皇紀2670年(平成22年)6月3日 12:05 AM
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皇紀2670年(平成22年)6月3日 10:06 AM
日本人もそろそろ、日本を追い詰めている悪の巣窟・元凶が「日教組」「自治労」「公労」と税金で飯を食う悪辣な団体から出てきた議員が要因で有る事を認識してほしいです。国民が阿呆だと議員も阿呆になるのが当たりまえ、鳩山氏など25年間只国会議事堂内で無駄飯を食っていただけの値打ちしかなかった人物、首相に選んだ民主党議員の責任も重い。