小泉新内閣なら大災害を招く!?
北海道胆振の白老町や後志の黒松内町で昨日午前、一時避難指示が出るほどの大雨が降り、家屋の床上浸水が多数発生しました。衷心よりお見舞い申し上げます。道内では、これまで大雨被害が少なく治水対策が十分ではないため、恐怖を感じた方が多かったのではないでしょうか。
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さらにフィリピン(比国)セブ州ボゴ市(セブ島)北東沖で九月三十日午後十一時ごろ、マグニチュード6.9の大きな地震が発生し、家屋や教会、商業施設、試合中だった競技場などが倒壊するなど、少なくとも昨日午後の時点で六十九名の方が亡くなられました。衷心よりお悔やみ申し上げます。
大東亜戦争の激戦地だったことで特に知られる隣のレイテ島でも強い揺れを観測しており、余震の発生と共に今後被害の拡大が予想されます。
さて、自民党総裁選挙をめぐり、昨日記事で指摘した以外にも小泉進次郎候補の陣営がさらなる不審な行動に及んでいたことが発覚しました。
その小泉氏が突如国外逃亡を図った先は、先述の比国であり、訪問している首都マニラからセブ島は離れているもののまるで「招かれざる客」が災いを呼んだかのような構図です。
これまで小泉陣営が犯した罪は、党総裁選の規定に違反していると指弾できますが、携帯電話のショートメールで投票を促すことについては、はっきりと「違反」の項目には書かれていないため、いわゆる「グレー」を狙ってやらかしたものと考えられます。
この薄汚さを許してよいでしょうか。これをわが国の首相にし、首相に担いだ者たちを高笑いさせてよいのでしょうか。
九月十六日記事で私が憂いた自民党内の意見、或いは読者のご疑問にお答えした内容をめぐっては、立憲民主党の不甲斐なさが野党結集を阻み、最悪の予想は外れそうです。左傾化した自民党と共に惨敗した立民ら左翼の対抗馬がいないなら、首班指名で自民党の新総裁が敗れる可能性はなく、ますます議員たちが小泉氏を選んでおく必要はありません。
自民党は、正面突破で高市早苗候補を選出すればよいのです。その首班指名(臨時国会の召集)は、どうやら中旬(十五日?)に(そこから新首相の所信表明演説などが下旬に)ずれ込むとすれば、ようやく石破茂氏の退陣から一週間以上も政治的空白が生じてしまいます。
高市新内閣ということになれば、新しい連立構想もその間に練り上げられるでしょうが、私が気がかりでならないのは、真面目に申すのですが、その政治的空白が大正十二年関東大震災(九月一日)発生時の政治状況に極めて酷似していることです。
あの当時、加藤友三郎首相が八月二十四日に死去し、後継の山本権兵衛新内閣が組閣中でした。いきなり帝都復興の責務を負った第二次山本内閣の発足は、大震災の翌日です。
わが国の近代に於ける大震災は、こうした政治的空白・混乱期になぜか起きています。阪神淡路大震災は日本社会党の老人(村山富市氏)が、東日本大震災は旧民主党の極左活動家(菅直人氏)が首相の座に就いた途端に発生しているのです。
もしまた……ということになれば、その責任は石破氏、石破氏を担いだ岸田文雄氏らにあり、死刑五回分の大罪と申して過言ではありません。まして小泉新内閣であれば死刑百回相当である、と断罪の予告をしておきます。
どうかそのようなことになりませぬように。