左翼野党に日和ったら自民は死ぬ
加冠の儀、賢所皇霊殿神殿に謁するの儀、朝見の儀を六日に終えられた秋篠宮の悠仁親王殿下は昨日午後、三重県伊勢市へ御行啓になり本日、神宮の外宮と内宮を御親拝になります。悠仁親王殿下の神宮御親拝は、これで三度目です。
その後は、奈良県橿原市へ御行啓になり、初代神武天皇陵「畝傍山東北陵(うねびやまのうしとらのすみのみささぎ)」を御親拝になります。祭祀を司られる天皇陛下の御存在に倣われ、私たち国民に御示しをいただくことに衷心より畏れ入ります。
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さて、実に汚らわしい世界のお話に目線を落としますが、昨日記事の速報通りその後(午後六時)の記者会見で、現政権の石破茂氏がやっと辞任を表明しました。
辞める気配のない「人間の出来損ない」に引導を渡したのは、元首相の菅義偉氏と農林水産相程度の小泉進次郎氏だったと言われていますが、自民党最高顧問の麻生太郎元首相以下、百二十名を超える自民党議員が本日、総裁選挙の前倒しを叩きつけることがはっきりしていたためです。
四日記事の末尾に「現政権の脅し(署名捺印させて公開)にも屈せず石破茂氏を倒す覚悟を何名もの議員が口にしてくれ」たことを読者諸氏にご報告しましたが、党の各支部連合会(都道府県連)でも二十近くが総裁選の前倒しを求めることがわかり、石破氏は「もはやこれまで」となりました。
つまり、石破氏に進退伺いをして「俺を辞めさせるわけがない」と高を括った幹事長の森山裕氏ごと現政権が滑り落ちたわけですが、ここで森山氏らが推すであろう小泉氏を次期総裁にし、口八丁手八丁で「旧民主党政権の顔ぶれ」でしかない立憲民主党ら左翼野党と帳尻を合わす自民党の政権を継続するなら、文字通り自民党は完全に死にます。
石破氏は会見で、来たる「高市早苗内閣」を恐れた左翼・極左が「石破辞めるなデモ」を展開した理由について「きちんと仕事をしてくれ、ということだったのではないか」と述べましたが、これは半分正解で、残る半分は大間違いです。
いわゆる「岸破森進次郎政権」で左傾化した自民党に対する国民的批判を前提に、なけなしの保守政治でも「せめて元に戻せ」という声の盛り上がりを、左翼・極左が極度に恐れた結果起きたデモでした。
その最大の原動力は、参政党の躍進にあり、岸破政権で自民党が減らした議席を参政党で埋められれば「左翼・極左の主張が国会でかき消される」という健全な現象が起きてしまう、と。わが国の破壊を目論む勢力は、これまでの努力(破壊工作)が水泡に帰すような「原点回帰」を非常に恐れているのです。
それが自民党内にも存在しているのですから目も当てられません。ここからは、米民主党的小泉氏か、参政党が組めそうな高市元経済安全保障担当相かの闘いに入ります。
石破氏に「辞めないで」と泣きついたらしい岩屋毅氏や赤澤亮正氏らは、国賊の村上誠一郎氏といった現閣僚と共に、もし高市内閣になれば「隅のゴミ箱行き」が確定するため、私たち国民の意思表示(衆参両院議員選挙結果)を無視し続けてきました。
そのような自民党議員にも左翼・極左にも、もう国政健全化の邪魔をさせてはいけません。自民党支持者までもが左翼野党と「うまくやって自民党政権を維持する」ことに注力などしてもらっては困るのです。
何度も申しますが、自民党のためにわが国があるのではありません。わが国にあってわが国を壊すような勢力をくじき、私たち日本人を助ける本来あるべき政治を実現するよう、時に霞が関の絶大な権力とも大いに闘ってほしいのです。