高野連と朝日新聞は腐っている!
SNS上で問題発覚した五日以降、もはや手がつけられないほどの騒ぎになっている広陵高等学校(広島市安佐南区)野球部の性暴力事件。全国高校野球選手権大会を主催する日本高校野球連盟と朝日新聞社の対応は、信じられないほど子供たちに対して残酷でした。
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被害生徒のご家族によりますと、朝日新聞社らはまるで相手にしてくれず、産經新聞社が広陵高に突っ込んで取材し、ようやく学校側が暴力事件の事実を認めたという経緯です。
その被害内容は、口に出すのも憚られるもので、私はついぞ、昭和五十九年十一月に発生した大阪産業大学付属高等学校・虐め報復殺人事件を思い出しました。二人の同級生にとんでもない性加害を繰り返した生徒会長(当時)が二人の報復に遭い、鈍器で頭部をグチャグチャにされて大阪市北区内の大川へ投げ捨てられ、殺害されたという事件です。
高校側は当初、虐めを否定しました。しかし、大阪府警察の捜査によって隠し切れなくなり、当時の校長が処分されましたが、その二人から何度も虐めの相談を受けていたにもかかわらず「生徒会長がそんなことをするはずがない」と取り合わなかった担任教師がなぜか処分を免れたそうです。
虐められていた部員に口封じを計った広陵高野球部監督の中井哲之氏は、過去にも問題を起こしていますがその地位を追われていません。学校内で何か(力関係)があるのでしょう。
野球に打ち込む高校生たちに用意された晴れ舞台は、今や高野連、朝日、学校、そして春の大会を含めれば毎日新聞社といった大人たちの利権の場に成り下がっています。
虐めにも喫煙や飲酒(つまり違法行為)にも何ら関わっていない生徒たち、或いは純粋に応援している大人たちを、今大会に広陵高が出場してしまったことで如何ほど傷つけることになるか、いや広陵高の生徒たちは、騒ぎが大きくなってこれからもっと傷つくことになるのです。
その被害を最小限度に抑えるべく、広陵高が出場辞退、または高野連と朝日が出場停止を通告すべきでしたが、厳重注意に留めて(内規により)公表すらせず、この件で口を開けば「誹謗中傷」とみなすような態度をとったことは、全く生徒たちの心情や将来を考えていません。
確かにこの夏を逃せば来年の出場がない生徒にとっては可哀想ですが、性加害を伴う暴力事件が起きたのでは、学校側の調査結果(というより本来広島県警察に捜査願うべき事件)も出ないうちに「甲子園出場」に踏み切って、生徒たちが批判の嵐に晒されるのを予見できませんか?
第一回戦の対戦相手だった旭川志峯高等学校(北海道旭川市)は試合終了後、数名の部員が広陵高部員との握手を拒否しました。これを「スポーツマンシップが」云云と言うのもわかりますが、こうなることを大人たちが予見すべきだったのです。
旭川志峯野球部の山本博幸監督は、部員たちから事前に「仲間を虐めたような人と握手をしたくないです」と相談され、何と「自分の思う通りにしていい」と生徒の自主的判断に任せたと聞きました。さぞ戦うのも嫌だったでしょう。
高野連と朝日は結局、野球をなめているのです。体育を莫迦にしています。
文部科学省や日本教職員組合(日教組)らもそうですが、子供たちの教育に携わる資格のない「腐った大人」がわが国をこれほどまでに貶めたのです。自分たちのことしか考えない高野連と朝日の「商売」に堕ちた夏の甲子園を、どうしてくれましょうか。
高野連は「誹謗中傷」と言いますが、私は厳しくこの件を批判(文書で抗議)します。