退陣報道を否定した異常な首相

皇紀2685年(令和7年)7月24日

参政党さや氏への「怒り」の歌詞に登場した立候補者が「共感」「差別をあおる政治に立ち向かう」

20日に投開票された参院選東京選挙区で3回目の当選を果たした共産党現職の吉良佳子参院議員が23日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。シンガー・ソングライター春ねむり(30)が…

(日刊スポーツ)

 現政権の石破茂氏をめぐり昨日、退陣を表明したとする速報と、それを石破氏自らが否定する発言により、過去に前例のない混乱がありました。二十二日記事の後段で指摘したように極左暴力集団よろしく「反省と総括」をやってから「八月末の内閣総辞職」というだけでも腹立たしいのに、本人がまだ居座る気でいるのです。

 総括も何も、参議院議員選挙の結果は、二十一日のうちに出揃っています。昨年十月の衆議院議員解散総選挙の結果と共に、自民党と創価学会・公明党大敗の原因が岸田文雄、石破両氏の政権にあったのは、反省するまでもなく明らかです。

 自民党に対しては、三十一日に予定していた両院議員総会を二十九日に前倒しし、総裁選挙の前倒しを決めるよう求めます。そして、八月に召集予定の臨時国会で新首相を選出してもらいたいのです。

 問題の焦点は、とっくに次期首相に「誰がなるか」へ移っています。ここで自民党が岸田氏の再登板だの小泉進次郎氏や林芳正(リン・ファンヂャン)氏を出せば、衆参両院の首班指名で落選、前代未聞の大混乱に陥るでしょう。

 重ねて申しますが、私たち国民が左傾化した自民党を拒絶し、立憲民主党や日本共産党、れいわ新撰組の議席増を許さなかったのは、左翼・極左に「お灸」を据え、国民を第一に考える政治を求めているからです。

 比例代表の獲得票数で野党第三位に転落した立民に、野党側の主導権を握らせてはならず、一位の国民民主党、二位の参政党が首班指名に応じる総裁を自民党(全体の獲得票数一位)が選出しなければ、国政の混乱を招きます。

 まず「いわゆる『スパイ防止法』の制定を目指す」と明言した参政党が応じるであろう次期首相候補は、同じ目標を掲げ減税と積極財政を訴えてきた高市早苗元経済安全保障担当相しか居ません。岸田・石破両氏が必死に阻んできた「高市総裁」以外に、自民党が採りうる現実的選択はないのです。

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 最新動画【C国に抗議】実は共産党軍は日本と戦っていない?~日本改革党・せと弘幸候補

 このような私たち国民の選択に、左翼・極左が「醜い抵抗」を見せています。初めから「消費税率の段階的引き下げののち廃止」を提唱してきた参政党に「すぐ廃止でないのは早速公約違反」などと噛みついている報道権力のみならず、聞いたこともない左翼歌手が参政党から当選した個人を誹謗中傷し、日本共産党の吉良佳子候補がそれに嬉嬉として反応してしまう行為こそヘイトスピーチ(憎悪差別扇動)です。

 確か「個人を誹謗中傷するのは、言論・表現の自由ではない」と訴えてきたのではないのですか? 自分と違う考えを徹底排除する「多様性?論者」の偏狭な左翼思想ほど人を不幸にするものはないのです。

 私たち国民は改めて、投開票後の報道権力各社の参政党躍進に対する反応と共に、左翼・極左の卑怯・卑劣、国民を莫迦にする態度を目の当たりにしています。これが「日本人ファースト」の原動力だったことに左翼・極左が気づかねば、彼らの再興は二度とないでしょう。

反捕鯨ワトソン容疑者、国際手配解除「日本の復讐からついに解放」

【AFP=時事】国際刑事警察機構(インターポール、ICPO)は、反捕鯨団体「シー・シェパード」の創設者、ポール・ワトソン容疑者(74)について、加盟各国に身柄拘束を求める「赤手配」を解除…

(AFP通信社/時事通信社)

 そして、この外国人による刑事犯罪に対するわが国政府の対応も、私たち国民に厳しく問われると覚悟してください。現政権が厳重な抗議に踏み切るか否か、新政権がどう対峙していくかが見ものです。

 テロリストおよびその代理人の発言に、一切の正当性を認めてはいけません。わが国がこのテロリストを国際指名手配にかけるよう求めたのは、政治的要素からではなく海上保安庁の船舶を体当たりや劇薬などの武力で攻撃されたからです。

 この事件性を国際刑事警察機構(ICPO)のファイル管理委員会(CCF)が認めなくなったのは、明らかに仏国のエマニュエル・マクロン政権らの策謀と工作の結果であり、そのほうがよほど「政治的要素」にまみれています。

 実は、公式チャンネルに昨年公開した英語版の「テロリスト(ポール・ワトソン容疑者)を許すな」とする動画は、何度ユーチューブの運営に異議申し立てをしても収益化から不当に外されています。

 そもそも一円の収益もあげていないのでお金の問題ではなく、正当な訴えがまるで「違反動画」のような扱いを受けていることに怒りを禁じえません。動画の中で、過激なことは一つも言っていないのです。過激なのはテロリストのほうではありませんか。

 この種の外圧に屈せず、私たち国民の身体、安全、生命、財産を守る新政権を樹立するよう、保守派の与野党を問わぬ結集を強力に求めてまいります。

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『退陣報道を否定した異常な首相』に3件のコメント

  1. 波那:

    遠藤さん
     ネットのアチコチで見かけるのは居座らせたら石破が80年談話出すのではないかと言う心配です。石破って日本の事より自分の地位が大事な男じゃないですか。自分は安倍を越えられる、越えて見せると思ってたのは確かだと思います。ですが、やること為すこと愚かさ全開!ですから安倍さんがやった事に上書きする事で存在を貶めようとするくらい平気でやるのではと思って皆不安なのです。両院総会開くと言う気運が議員の間に高まっているようですが、7月中に辞めさせるよう御願いして下さい。
     安倍政権の時なら高い得票で簡単に当選していた杉田水脈さんの得票数が低かったですね。石破がやってるから自民党が嫌悪されるまでに凋落してしまったんです。衆院選やったら、また減るぐらい流石に議員だってよく分かったでしょう。

  2. 素浪人:

    今晩は。

    前代未聞の醜悪おにぎりほおばりカバおじさんも八月十五日に余計なことを画策しているという話はどうも信ぴょう性が有る気がして来ました。妄言吐いたらあっさり辞めるやも知れません。
    遠藤様にはその情報は入っていますでしょうか?

    パ賊と言えば海外でも、特に欧米各国で酷いものですが、『在』本邦パ賊もその酷さでは海外パ賊に比肩若しくは凌駕しています。

    オノレらの非を億も兆も知っててわざとやってるダブスタ(キャベツだレタスだハクサイだ~と連呼する側が差別主義者というオチ)も、綺麗事莫迦も、レイザーラモンHGじゃなかったLG何とかも、皆、狂匪思想の名残であり、まさに現代のコミンテルン日本支部と評せるものです。それ以外の評価が有り得ないとさえ思います。ただただ、壊国を目指しているだけ、と。

    パ賊張りに総括しますと、やはり令和の治安維持法の制定が必要ではないでしょうか。また、各都道府県警察を中央集権に戻し(とりあえず警察庁が統括)、上層部のみ形だけの国家公務員である現状を改めるべきでしょう。自衛官や海上保安官が全て国家公務員であるのと同じにする、ということです。

    環境ビジネステロリストを無罪放免にしたフランスに対し、我が国は断交すべき…ですが、今の戦後ニッフォン体制では無理でしょうね。参政党の様な保守系政党が政権を担える時代になればまだ希望が見えますが。

  3. きよしこ:

    党首の稚拙な不倫、そしてそれとは比べ物にならないくらい悪質な不倫の末に相手方の奥様が自殺するという最悪の結末を迎えながら頭のネジが外れてしまった(もしくは元々ない)のか政界への返り咲きを狙う厚顔無恥極まる悪魔のような女の擁立を試みて大炎上しながらも事前の予想に比べてかなり健闘した国民民主党は向こう1ヶ月で党の運命が完全に決まります。ここで覚悟を決めて保守化するか、それとも「やっぱり元は民主党か」の落胆の声と共に消えてなくなるか、個人的には参政党よりその動向を注目しています。

    にわかに挙がり始めた「#石破やめるな」などと気狂いじみた主張などしないでしょうが、(言いたいことは山ほどありますが)玉木雄一郎という政治家が、そして国民民主党という政党が「覚醒」する瞬間を見てみたいのも確かです。軽薄でも未熟でも、なんなら家族に不誠実でも構いません。「当選させたい候補者が一人もいない」より「みんな当選させたいのに一人の名前しか書けない」という葛藤を抱かせるような国政を早く実現してほしいものです。

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