大本営発表のカスゴミが言うな
現内閣は昨日午前の閣議で、参議院議員選挙の公示を七月三日、投開票を同二十日に決定しました。改選定数124議席(選挙区選74、比例選50)と非改選の東京都選挙区の欠員1議席が投票の対象です。
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連休の中日に投開票日が設定されたのは、昭和二十七年以来で、参院選では初めて(総務省調べ)になります。東京都議会議員選の結果を受け、都内だけでも保守層の約三十万人もが自民党に背を向けたため、岸破森進次郎政権が「最も浮動票の少なくなる日」を投開票日に選んだのではないでしょうか。
そもそも七月下旬の入りでは「遅い」と感じました。都議選ギリギリまで待って、いくつかの日程案のうち、私たち国民の多くが「娯楽などの予定を既に入れている(投票に行けない)」と見込んだ日を選んだようにしか思えません。
どうにか「組織票で乗り切ろう」という岸破森の算段でしょうが、公示日から投開票日の前日まで期日前投票を利用できます。左翼野党も極左労働組合などの組織票で事前の票読みができて「御の字」でしょうが、岸破森自民にどれだけの組織票が残っているでしょう。
私たちの力で「国民をナメるな」と胸を張れる結果を出そうではありませんか。
都議選で躍進した参政党に対し、報道権力中の権力たる日本放送協会(NHK)の参政党にのみ対する態度がこれです。もう何年も地上波放送を見ていないので知りませんでしたが、NHKはどうしても、参政党を「泡沫政党」「大嫌いなネトウヨども(=保守派に対する差別用語)」扱いにしたいのでしょう。
報道各社が「やむなく」参政党を取り上げ始めた中、それでも彼らは、私たち国民に公正・公平な報道をしません。国民に真実を隠し、事をいたずらに肥大化させたり矮小化することで国民を騙す手口は、私たちが先人から受け取った「もう二度としてはいけない」宿題の一つである大本営発表と同じではありませんか。
かつて沖縄県民に「好好爺」と好かれた大日本帝國陸軍の牛島満大将・第三十二軍司令官が自決直前に詠んだとされる句について、大本営が一部を書き換えて公表した可能性については、本年に入って初めて知られたことです。
沖縄タイムス社がどこをどう書き換えたとされているかを明記しないので、相変わらず「自衛隊を誹謗中傷したい気持ち」ばかりが先行してわかりにくい記事ですが、以下に列挙します。
牛島大将の句 秋をも待たで 枯れ行く島の 田草は 帰る御国の 春を念じつつ
大本営発表 秋待たで 枯れ行く島の 青草は 皇国の春に 甦らなむ
一応こうだったとされています。一研究者の発表ですから何とも申せませんが、下段のように大本営が書き換えた(上段が本人の詠んだ通りとする)のが事実なら、大東亜戦争下の言論・表現統制に従い、帝國軍人であっても自決後までもそれを逃れることはできなかったことがわかるでしょう。
沖縄で敗れても残る若者(青草)を鼓舞し、なお皇国に「春が来る」と大本営が詠った体裁を繕ったものの、防衛省に「書き換え」の確認ができたとは思えず(防衛官僚は研究者ではない)、歴史の一端としてホームページに掲載していても何らおかしくありません。
それを今になって「なぜこんなものを掲載しているのか」と問うのは、あまりに極端な主張(左翼・極左)です。現防衛相がどうしようもない中谷元氏(高知一区)なので、徹底して責め立てるのも「アリ」ですが。
とは言え、報道権力にこれを追及する資格はありません。あなた方は、現代の大本営発表です。国家国民を守る重要な社会福祉を壊すべく事を肥大化させ、小さなことを大声で喚き散らしています。
己の勝手な思想でしか報道しない権力は、今なお私たち国民の敵なのです。