昨日記事でも取り上げた農林水産相の江藤拓氏が昨夜遅く、事実上更迭されるという情報が入りました。報道権力各社は、その理由を「お米買ったことない」発言、或いはそれに端を発した野党五党の不信任決議案提出の可能性としていますが、それは少し違います。

　確かにかの発言が引き金になったことは事実ですが、首相の石破茂氏があっさり首を切った理由は、江藤氏が「俺は（先の自民党総裁選挙で）石破に投票していないのに入閣できた（から俺は凄いんだ）」と偉そうに吹いていた話が石破氏の耳に入ったからです。

　読者諸氏は、さぞ「しょうもない」と思ったことでしょう。しかし、それが石破氏です。

　江藤氏のどうしようもない性質がこの事態を招いたわけ（自業自得）ですが、後任人事はどうするでしょう。世間で「自民党解体」とまで騒がれるに至るほど「泥船」の「人望のない石破氏の内閣」に入りたいと願う「入閣待機組」がさて何人いるでしょうか。

　党内人事に於けるこの致命的貧しさは、それこそ石破氏の自業自得なのです。

　■動画提言－遠藤健太郎公式チャンネル（YouTube）チャンネル登録お願いします！
　前回動画【イジェミョン候補】あぁ北朝鮮左翼の当選確実？日本も危ない！

　さて、本日午後六時（予定）に上記公式チャンネルに最新動画を公開します。わが国では報道されない、是非日本国民にも知っておいてほしい北韓（北朝鮮）系・共に民主党の李在明氏が得意げに語った大統領選挙公約がございまして、それをまじめに話すことすらもかなわず（崩壊）、どこよりもわかりやすくお話ししていますので何卒ご覧ください。

　文字通り「崩壊」していますので、いつもと様子が違うことを、先に申しておきますがお許しください。

朴槿恵元大統領の支持団体　李在明氏支持に転向＝「国民の力に幻滅と怒り」 | 聯合ニュース

【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵（パク・クネ）元大統領の支持者らでつくる７団体が１９日、記者会見を開き、大統領選（６月３日投開票）を巡り尹錫悦（ユン・ソクヨル）政権で与党…

(聯合ニュース日本語版)

　その韓国第二十一代大統領選挙は、昨日からいよいよ世界百十八か国で在外投票が始まりました。二十五日までですので、在日韓国人の皆様は、よく、よく、さらによく考えて投票してください。

　駐日大使館（東京・埼玉）
　駐大阪総領事館（大阪・京都・和歌山）
　駐横浜総領事館　ほか

　以上をはじめ全国十九か所で投票できるそうです。あなた方の祖国の人びとが血の涙を流し、祖国とわが国との関係が破綻することになってもよいと考えるなら、どうぞ「李在明」に投票してください。

　なお、自由統一党で候補者記号六番の具主与（구주와　ク・ジュワ）候補は、立候補辞退を宣言し、同じ保守系として二番の金文洙前雇用労働部長官を推すことになりましたので、六番に投票すると無効になってしまいます。従って二番に投票してください。

　それにしましても、十九日記事でも「わが国の自民党とよく似た国民の力の情けなさが際立つ」と申したように、金前長官を推したくても政党としての国民の力を推したくない、という保守層が増え始めています。

　その気持ちは痛いほどわかるのですが、だからといって李氏を支持するとは、腸捻転でも起こしているのでしょうか。わが国に置き換えるなら、自民党が気に食わないからと言って「福島瑞穂氏や田村智子氏に投票する」と言っているようなものです。

　日韓共に北韓・中共系左翼や、特にわが国に多い米民主党系左翼が幅を利かせてしまいますと、保守政党の看板を掲げた政党がつぎつぎと弱体化していきます。現在の自民党がそれらをはねのける力を失い、むしろ積極的浸食され始めているため、それが党に対する国民的不信に繋がっているのです。

　岸田・石破内閣で露呈したその姿を、どう解体的出直しを果たして再度国民的信用を得るか、自民党議員が真剣に考えない限り、わが国の政治はますます漂流し、財務省の解体的改組どころではなくなってしまいます。

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