中国に対峙する日本は強くあれ

皇紀2685年(令和7年)4月30日

高市早苗氏、台湾で安倍晋三元首相の銅像に献花「日台にどれほど素晴らしい財産残したか」

【高雄=西見由章】台湾を訪問している自民党の高市早苗前経済安全保障担当相ら国会議員4人は29日、南部・高雄市の廟(びょう)「紅毛港保安堂」を訪れ、安倍晋三元首…

(産經新聞社:産経ニュース)

 台湾を訪問した高市早苗元経済安全保障担当相は、台北市内で開いた会見で「非政府間の実務関係であっても堂堂と実務を強化すべき」と語り、中共依存の供給連鎖(サプライチェーン)からの脱却も明言しました。

 一方、越比(ヴェト・ナムとフィリピン)両国を訪問した現政権の石破茂氏は、中共の横暴に苦慮している当該二か国に対して何らの外交・安全保障上の連携を提唱するでもなく、現政権自体が中共との関係強化を模索していることが相手国にもバレており、全くと申してよいほど意味のない外遊に終わりました。

 しかし、自民党として青年局が選んだ訪問先は、中共ではなく台湾でした。高市元担当相の帰国と入れ替わりに中曽根康隆局長をはじめ、平沼正二郎、根本拓、福田かおる衆議院議員、神谷政幸参議院議員のほか日本青年会議所幹部ら計十一名が頼清徳総統や韓国瑜立法院長(国会議長)らと面会します。

 こうした党内の動きは、明らかに現政権と距離を置くもので、ともすれば越比両国も「石破ではなく高市さんらに来てもらいたかった」かもしれません。もはやわが国を代表する外交手腕の持ち主は誰なのか、これではっきりしました。

 とは言え、その手腕を遺憾なく発揮するには、わが国自身が先進主要国として強靭でなければいけません。こう申すと「また戦争か」などと寝とぼける左翼・極左がいますが、自分に余裕のない者が困窮している他者を助けることはできないのです。

 西葡(スペインとポルトガル)両国で二十八日正午過ぎに発生した大規模停電は、圧倒的広範囲で未曾有の混乱を発生させました。特に西国では、文字通り国家全土で長時間にわたって停電してしまい、内務省が非常事態を宣言したほどです。

 目下サイバー攻撃などの可能性を含めた原因究明を進めており、昨日午前にほぼ復旧しましたが、以前から申しているように先進国の絶対条件とは、安定した電力供給です。これが保証されない国では、産業の国際的信用を得られません。

 わが国も、社会基盤(インフラストラクチャー)に対する攻撃の対策と、そのものの老朽化に十分な対応が進んでおらず、「財政再建」などという出鱈目を掲げてきた財務省に乗せられ、必要な財政出動を渋ってきたツケが回り始めています。

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 ところで、二十七日記事で申した韓国の北韓(北朝鮮)系・共に民主党の李在明氏が起こした公職選挙法違反に対する大法院(最高裁判所)の判決が、何と五月一日午後三時に下されることがわかりました。

 李氏が京畿道城南市長時代に人を死に追いやった大庄洞開発事件をめぐる虚偽の発言を、ソウル高等法院(二審の高等裁判所)が「無罪」と言い放った時は、なるほど「尹錫悦大統領を罷免して李氏を次期大統領にする北韓の行程が進んでいる」と思いました。

 しかし、ここで大法院が高裁に審理を差し戻せば、ケチがつく高裁も超高速処理することで李氏の有罪が六月三日の大統領選挙投開票までに下されるかもしれず、まさに韓国の命運を分ける瞬間に差し掛かっている、と申して過言ではありません。

 対する保守系・国民の力は、やはり四日配信動画で申したように保守派の十分な支持を得られそうになく、北韓工作員だった文在寅氏とかつて闘った洪準杓前大邱市長が次期大統領候補の予備選に敗れて政界引退を表明し、残ったのは、尹前大統領に尽くした金文洙前雇用労働部長官と尹前大統領を裏切って目立とうとした「安哲秀の同類」こと党前代表の韓東勲氏です。

 金氏が残れば少なからず保守派の支持を得られる可能性はあるでしょうが、いかんせん北韓工作員の李氏を叩き潰せるほどの力があるようには思えません。そこでもう一人、尹前大統領を支えた韓悳洙国務総理(大統領代行)を担ごうという動きが出てきました。

 韓総理も大統領選出馬に向け、五月に入ってすぐにも現職を辞任すると見られています。あまりにも尹前大統領に対する国民的支持(弾劾訴追から一気に支持率が六割を超えた)が大きかったゆえに、私の見立て通り党が対応に苦慮しているようです。

 兎にも角にもわが国が現政権のままでは、中共にも北韓にもまともに対峙できず、日韓関係も東南亜諸国との関係も誤りかねません。わが国が強くあらねばならないことを、私たち国民が堂堂と主張すべきなのです。

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『中国に対峙する日本は強くあれ』に2件のコメント

  1. ナポレオン・ソロ:

    250430―2 日本がシナに強くなる方法は石破wp追放して高市政権に置き換える一択で
    遠藤さん今晩は ソロです。
    シナの内情はよく判りませんが、固より近代的国家の公平・公正・法治と言った要素が希薄な状況は、誰がトップに立っても、ちっとも進化して居ないのは、シナ社会の状s気が其のモラルの低さが災いしているからには間違いない事なので、ハッキリ言って、付き合うべきでは有りません。 

    其れと尹氏が大統領なら未だしも、北韓の傀儡国に成るのが見えている現在の政治状況では、韓国とも、付き合うべきでは無く、寧ろ、日本に帰化した元韓国人を帰化を取り消して、本国送還すべきだと思いますね、今のj日本の政治家にはその系統が多すぎるし、市だうのシナも同じ轍進んでいる様に感じているからです。

    詰まり、日本乗っ取りを咋に画策していた、李明博元韓国大統領と同じで、日本人が永年「政治的な事は、庶民が口出すよりも、『お上』を信じ謂われる儘にすれば良い」と言う江戸時代の常識を今だに堅持しているからで、実際それで江戸260年間戦争らしきものが絶え、小氷期のピンチを江戸幕府の善政で乗り切ったからです。

    然し、最近の日本政治を見ていると、官僚主導が甚だしくなり、立憲君主制の筈が官僚の政治イニシアティブが強すぎて、官僚政治に成っている。此れでは世界支配を続けて来たDS勢力と大統領復権で、米国大改革を据え埋めるトランプ氏との間の軋轢を熟せることは難しいので、今迄通りDSに盲従しているのが現実でしょう。

    先ず此処御立たねば、如何なる外国手段を用いても、全てが塀に帰してしまいますね、、何故なら、今の日本では世界を取り仕切れる軍事力も経済力も無いからです。今のç時位に安納として入れるのは、亡き安倍総理の外国面での高井信用と言う遺産があるからですが、全て現政権やや糖度もが食いつぶしに出ていますね。

    之を阻止するために、マスコミは一切伝えませんが、4・29大宇集合と言うイベントが東京都下で昨日行われ、大盛況だった由、勿論遠藤さんもご存知で、その裡記事に取り上げるとは思っていますが、私がコメントを寄稿している「ナニワの激おこオバちゃん」主催のブログが、入院加療が必要になり、今日から休載なのです。

    彼女も、日本国民の覚醒と政治問題への行動的意思表明を喚起していル方なので、同じ志をお持ちに思える遠藤さんにも、現在の政権を高市政権に入替する運動、そして財務省と厚労省の根本的な内部改革を早急に進めるべきだという国民運動に参画して戴きたいのです。 まぁ遠藤さんの事なので、既に相当な部分で関わっているのかもしれませんがね。

  2. 日本男児:

    今や、自民党こと自由愚民党は日本の敵、媚支・親支の犬・走狗・手先である。そして、私は創価公明党共々、これ等を討伐・追放・亡き者とすべきと強く考えている。従って、歴代自愚党政権を全く評価せず、日本愚民愚国に内在する様々な国難・難題・難問・弊害・害悪・悪癖等を齎した元凶・張本人・根源との意識・認識・確信を抱くようになった。「自称、保守を自認」する保守擬きの人々とは、完全に袂を分ち却ってそういう人達が、自愚党政治を温存させ存続させていると見ている。最早、自愚党及び自公政権は、日本国家・国民に執ってのあらゆる諸問題を解決せず、先の見えない希望も未来もない日本を米国及びシナ共産党国の属国・占領統治・被侵略・被従属国化を益々継続する為に存続させているものと考えに立ち至ったのである。この自公愚民支持政権に代わる自主独立日本樹立・現行無効憲法破棄・自主憲法制定・戦略核&戦術核武装・敗戦後のGHQの占領統治下で構築された現行省庁官僚機構解体・敗戦後の米国式自由民主主義からの脱却・日米安保の見直し・欧米近代理念から日本独自の天皇を元首とする皇統・皇室再設理念を取り戻す日本国家・国民愚民化からの脱却等を実現する政権樹立が急務である。