圧倒的多方面にナメられた石破

皇紀2685年(令和7年)4月18日

ロシア、北方四島周辺の通航停止 林官房長官「日本の立場に反する」

 林芳正官房長官は17日の記者会見で、ロシア当局が、北方四島周辺で他国軍艦と公船の無害通航権を5月1日午前0時まで停止するとの航行警報を出したと明らかにした…

(時事通信社)

 露国政府によるこの種の突発的措置は、必ずと申してよいほど「日米関係に紐づけられる」と考えてほぼ間違いありません。今回の暴力的措置は、米国のドナルド・トランプ大統領とわが国の現政権が関税交渉に臨んだ時機と一致しています。

 仏国の経済紙レ・ゼコーに「日本は炭鉱で危険を知らせるカナリア」などと書かれた対米交渉先発隊は、国土交通省上がりの役立たずが隊長です。ひたすら「勘弁してください」を連発して終われば、露国でなくとも「日本は米国に負けた」と判断するほかなくなるでしょう。

 安倍晋三元首相であれば、トランプ大統領の「欲しいもの」を与えてわが国の「譲らないもの」を守り、さぞかし「日本は相互関税の対象外」になっていたに違いありません。安倍元首相がそうしたように、現首相が真っ先にトランプ大統領と直接話し合わねばなりませんでした。

 トランプ大統領の本命は、米国車を日本で売ることでも農産品を買わせることでもありません。そのような話は、実は安倍元首相がすべてトランプ大統領と(因みにその前のバラク・オバマ氏とも)結着済みです。

 安倍元首相を憎み、「国賊」とののしった国賊と、暗殺の報に笑みを浮かべた非人間を閣僚に入れた現首相のすべきことは、安倍元首相のように(わが国も欲しい)戦闘機を買うか、天然瓦斯を買うことを約束すればよいだけでしょう。

 露国政府は、来月一日の段階で日米交渉の結末について判断する気です。その如何によっては、無害通航権の停止が続くこともありえます。

 つまり現政権は、米国にも露国にも完全になめられているのであり、そうであれば中共にも北韓(北朝鮮)にも当然なめられるのであり、韓国の次期大統領が仮にも北韓工作員の李在明になれば、わが国からカネを引き出すのは「簡単」と見られてあらゆる手口で(話しかけてほしくもないのに)ネチネチとつきまとわれることになるのです。

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 さて、十六日記事の末尾に「本年度補正予算も組めない現政権」と申しましたが、ぶち上げたはずの「物価高対策」を本当に断念してしまいました。この時点で、まず現政権が私たち国民になめられるに堕ちました。

 国民になめられるような政権が対米・対露の交渉などできるはずがありません。今夏の参議院議員選挙を前に、荒れる自民党内部からまたも減税の提案がなされます。

 食料品などにかかる八%の消費税率を「恒久的に0%とする」提案書を、自民党の責任ある積極財政を推進する議員連盟中村裕之・松本尚衆議院議員、田中昌史参議院議員=共同代表)が政府に提出するとのことです。

 ちなみにこの議連のかつての共同代表は、ここでも何度か言及した、昨年十二月二十七日に突然異国で不自然にも亡くなられた足立敏之参議院議員でした(同二十八日記事を参照)。

 ただ、こうした恒久的減税は、その対象が一部であり、たとえ「0%とする」でも消費税そのものを廃止したことにはなりません。内需回復には、対象となる事業者が限定的であるため一歩及ばないのです。

 それでも財務省の説明通りにしか動かない現政権には「不愉快な一撃」になるでしょう。もう党内のあっちこっちから攻撃してください。

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『圧倒的多方面にナメられた石破』に1件のコメント

  1. ナポレオン・ソロ:

    250418―2 石破のメッキは固より大したものでも無いのに地金が剥き出しになっている
    遠藤さん今晩は ソロです。
    米国が史上最低の大統領なら、日本は史上最悪の首相の次は、史上最低の首相と来たもんだ。是では 呑選挙をやっても必ず負けますから、因は自らするべき政策を中心に統内で団結して行くしか有りません。 現政権が何か政策を掲げてくれるのを待って居たら、座して死を待つのに等しいのです。 其処に気が付いた議員から、行動が始まって居ます。

    此の傾向が党内に拡散すれば、政権も自ら動くしかないが、どうせ「夫婦別姓法案の提出」位なものだが、其れをやったら、政権は間違いなく落命しますね、この極左的な法案に賛同するのは、野党の支持組織でも、極左の自治労やJRの労組の左派位なモノデショウ。だって、国民の殆どは「何でそんな事をするの?」と戸惑っているのですから。

    其れより、消費税廃止が先決ですし、所得税減税も税収が過去最高を記録している現状なのに、何故、この時期に「緊縮財政」なのか? 斯う言う頓珍漢な政策は、今迄、DS s違背が続いていたから、是からのその心算で行くと言う、暗黙の現状維持力が働いている、詰りトランプ政権は後4年もすれば消え去るのだから、と考えているのだろう。

    然し、其れを一番考えているのは他ならぬトランプ氏だと言う事は、普通に考えても判る事だ、トランプ氏も事審6月で79歳になるのだ、だから今や次は野に様々な改革や新たなビジョンが必要な施策を打ち出しているが、是は全て、今後10年間も後継者に向けての提案が半分以上入っているのです.後継者と歯今の処ヴァンス副大東両だが、4年後は解らない。

    然し、前のペンスb副大統領には一杯食わされた、エプスタイン島で羽目を外して自分の弱みを曝け出す様な低いモラルの自覚しか持って居ないかった異をトランプ氏は無抜けなかったのであるが、この手痛い失着で政権を喪ったと言って良いから、ヴァンス氏の人選は可也微に入り細を穿った者だったに違いま¥内と私は思っている。 

    然も、後継者候補はヴァンス氏だけでは無い、有望な中堅クラスの上院議員が正統派勿論共和党中心だが、民主党非主流派にも枠を広げている。 例えば、RFKJrはケネディ家がアイルランド出身なので、民主党所属でも、主流は足り得ないのだ。 おそらく此処に含みがあり、4年後に民主党が分裂する可能性もあるからだ。

    其れに今は政権を離れているが、マスク氏が返って来る可能性も高い、但し、彼の打つ手は、かなり奇抜に見えるので、外部者と言う見方をされたら、トランプ氏抜きでは半マスク勢力が出来かねない、この辺りは、何処の国も同じで、狭い縄張り根性を優先させる人間は決して少なくない。後、左翼に阿るわけではなく女性閣僚も入れねば、政治は新しくなれない。

    真の意味でジェンダ-・フリ-が、キリスト教国アメリカに藻必要になって来る戸、和田種は思います。但し、アファ-マティブ・アクションの様な、お仕着せの無理な施策は原則廃止にせねばならない。 で無いと、今回のバイデン政権での大失敗を活かせないからだし、ジェンダ-と言う自然界の法則を無視している事も事実なのですから。

    然し、石破政権の閣僚も石破氏自身も、政治家としての資質は限りなくゼロに近いですね、.トランプ氏が之だけ手の内を明かして手、いる野だから、日本として協力できることをぁんが得て有った時に提案や戦略を提示すれば、トランプ氏は大喜びするか、本気で、その話に乗って来る戸思えるのに、只只管、勘弁してくださいでは、あいてにしませんよね。

    其れより、シナと良からぬ相談でもしている野ではないかとDIAに探らせている可能性も大いにあるから、土壇場になって、日本は切り捨てと言う悲劇的な結末だって待っていうかもしれないが、恐らく、トランオウ氏も司馬内閣は短命だと見越しているので、官人あハナシは一切しないのでしょう。  正に至上最低の内閣と総理大臣コンビですね。

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